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ハルビン市:法輪功修煉者を迫害する女子刑務所の実態

(明慧日本)黒竜江省ハルビン市阿城区の法輪功修煉者・範国霞さんは、2002年12月6日に強制連行された。範さんは2003年4月30日に懲役7年の不当判決を下され、ハルビン市の女子刑務所に監禁された。以下は、範さんが述べた迫害事実である。
 
 2003年5月15日、警官はSARSを口実にして私を牢屋に監禁し、2日ごとに滅多打ちにしました。髪はハサミでめちゃくちゃに切られ、毎日24時間足かせをはめられ、背中を地面につけて手錠をはめられました。食事は1日に2回、重湯だけを与えられ、その状態が6月16日まで続きました。
 
 2003年7月22日午前、拘禁されているすべての法輪功修煉者は、隊列の訓練を強制されました。昼ごろから20数人の刑務所の役人が、数十人の法輪功修煉者を次々に呼んで、耐えられなくなるまで殴りました。最後の5人の法輪功修煉者は、いくら殴られても断固として警官の言うことに従わず、結局また牢屋に閉じ込められました。私もその中の1人でした。
 
 2003年8月の7、8日午前8時、法輪功修煉者・聶緒梅さんは、警官・王小麗に連れて行かれました。私と劉淑霞さんは昼食を食べずに聶さんが戻って来るのを待っていました。12時になって聶さんは戻ってきましたが、その後10人あまりの警官が入ってきて、いきなり私を玄関まで引っ張っていき、背中を鉄の門に向けて手錠ではめ、1人の警官が私の髪を引っ張り、もう1人の警官は道具で私の口をこじ開けて、灌食を行いました。管を引き抜いた時、地面に大量出血しました。
 
 2004年3月2日、1監区で拘禁されている36人の法輪功修煉者は作業場から連れ出され、6階の10㎡足らずの執務室内に監禁されました。30数人が詰め込まれて、身動きができず、毎日13時間ぐらいずっと座らされ、トイレにも行かせてもらえませんでした。私達が一緒に法を暗記すると警官にビンタをされました。その後、警官・夏鳳英、崔紅梅は40数人の体格の良い受刑者を選んで、縄や、手錠で、私達を一緒に長時間縛らせました。多くの法輪功修煉者が何度も気絶しました。
 
 夜6時頃、受刑者は私の背中に刑具をはめて、両足のつま先は地面に届く程度にして縄で吊るし上げました。私の四肢はけいれんし、数分後に汗びっしょりになり、肩が外れたように痛みました。何度も気絶した修煉者がいました。このようにして1時間あまり苦しめられ、その後、法輪功修煉者たちは一晩中はしごの上に手錠ではめられました。
 
 2004年3月18日、受刑者らは私に手錠、背中錠、縄で2組の2段式ベッドの最も高いところに縛りつけた。私はひっきりなしにけいれんし、下に敷いてある新聞は汗で一面ぬれ、肩は外れたように痛み、20数分後にやっと下ろしてくれました。
 
 2005年4月15日の晩、私はしゃがんで氏名を書くことを拒絶したため、警官は受刑者に指図して、いきなり私をつまずかせて転ばせ、引っ張ってはまた転ばせ、それを私が起き上がれなくなるまで2時間以上続けました。全身、紫色になり呼吸するにも内臓が痛みました。
 
 2006年5月のある日、私は再びしゃがんで氏名を書くことを拒絶したため、2人の受刑者は私を押し倒し、管淑華が私の左手の掌を上にして、ひざで力を入れて痛めつけました。あまりの痛みで「あなたは私に何の恨みもないでしょう、なぜ私にこんなひどいことをするの?」と聞きました。すると、しばらくして止めました。私の手は腫れて青くなり、握ることもできませんでした。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年01月13日

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