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黒竜江省:ハルビン市の法輪功修煉者が7年間受けた迫害

(明慧日本)黒竜江省ハルビン市阿城区に在住の付革さん(61)さんは法輪功を習っており、放棄しないという理由で、中共(中国共産党)により一連の迫害を受けてきた。現在まで、2度も労働教養を科せられたことで前後4年の不当監禁をされた上、吊るし上げられ、枷をかけられ、睡眠をはく奪され、長時間にわたって不当体罰を強いられるなど、数々の拷問を受けつくした。

 付さんは1996年に法輪功を修煉する前、関節炎・腰痛・皮膚病などの持病を患っていたが、修煉後、すべての病気が全快した。

 2000年、付さんは河東派出所に法輪功を放棄させるよう強行されたことを拒否したため、第二留置場まで強制連行された。そこで、暴行や灌食の迫害を強化されたものの、その迫害に断食で1週間ほど抗議し続けた。

 同年6月、付さんは留置場へ行き、同じく修煉者の釈放を求めたことで再び45日間の不当監禁を受けた。その時、まだ断食で不屈な精神を貫いたが、チューブで灌食を強制されたり殴る蹴るの暴行をされた。

 同年11月、付さんは北京へ法輪功の無実を伝えに行ったが、警官らに連れ去られた。厳寒に晒される中、鉄の籠に入れられて凍えさせられる拷問を受けた上、不当尋問や金銭の恐喝(約3000元)も強いられた。

 2001年、付さんは第一留置場で監禁され50日が過ぎた。さらに、1年の労働教養を強いられて万家労働教養所へ移された。そこで、監視され、睡眠をはく奪され、厳寒にも厳暑にも晒される中、長時間にわたって立たされ、独房に監禁され、悪質な洗脳を強行され、吊るし上げられるなど、多数の拷問でさんざん苦しめられた。

 2002年1月19日に釈放された付さんは、極めて衰弱した体がボロボロになっていた。

 2004年、付さんは小嶺という地区で法輪功が迫害されている内容のチラシを配布したときに警官らに強制連行された。そして、阿城第一留置場で20日間不当監禁をされた後、懲役3年の実刑で万家労働教養所へ移送された。
 
 2005年10月1日、付さんは入党の申請書を書かされ、小さい椅子に座らされる拷問など多種の迫害を強化された。その後、2006年11月、前進労働教養所へ移され、過酷な労役や眠ることを禁じられるなど、さんざん人権を蹂躙された。

 2007年5月9日、付さんは同所に釈放を許され、家へ帰された。
 
2010年09月21日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/11/229488.html

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