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黒竜江省五常市:法輪功修煉者が莫大な金額をゆすり取られる

(明慧日本)黒竜江省五常市牛家鎮に在住の劉宏倹さん(72歳男性)は、1998年に法輪功の修煉を始め、長年患っていた動脈硬化が自然に治った。劉さんは修煉を通じて健康な体を得られただけではなく、人の道徳心が向上することを知り、常に「真善忍」に基づいて自分を律し、他人のことを優先に考え、思いやりのある良い人になれるよう努力している。しかし1999年7.20、中国共産党(中共)が法輪功迫害を開始した後、劉さんは何度も連行され、ゆすり取られた現金は累計で5万7千元に達した。
 
 2000年7、8月、牛家鎮政府は球技の試合を行う資金がないため、派出所と結託して、法輪功修煉者を迫害した。ある日、派出所の所長の甥が小狼という人に劉さんを連行させ、彼は「金を出さないと釈放しないぞ!」と脅した。家族は1千元を工面して小狼に渡した。その後、やっと劉さんを釈放した。
 
 2002年11月18日、鎮派出所の警官らは突然、劉さんの家へ侵入し、有無を言わさず劉さんを連行した。彼らは劉さんに「転向書」を書くように、あるいは「修煉を放棄する」ように強制し、「従わなければ家に帰らせない」とお脅した。しかし、劉さんは従わなかったため、五常市の洗脳班に送られた。派出所所長は家族から5千元をゆすり取り、610弁公室の主任は1千元をゆすり取った。その後、11月20日に劉さんを釈放した。
 
 2004年11月のある日の夜、2台のパトカーが劉さんの家の玄関先で止まった。数人の警官が下りてきて劉さんの家を包囲し、警官らは家に侵入して家財を没収した。1袋の法輪功の資料を持って行った。
 
 2007年9月18日、鎮政府の職員と名乗る2人が突然、劉さんの家に来た。2人は劉さんに修煉しない「保証書」を書くように強要したが、劉さんは断固として書かなかったため、その中の1人が鎮派出所に電話した。結局、3人の警官がやって来て劉さんを派出所まで連行し、当日の夜、また五常市第2留置場に送って拘禁した。その日、五常市国保(国家安全保衛)大隊は鎮派出所と結託して、劉さんの家財を再度没収し、真相資料と大法書籍も持ち去った。国保大隊長は、いきなり家族に5万元を要求した。家族は「お金がない」と言ったが、大隊長は断固として譲らなかった。家族は仕方なく、あちこちから借りて、やっと5万元を集め、大隊長に渡した。15日後に劉さんは釈放された。
 
 数年来、中共は70代の高齢者から5万7千元もゆすり取った。そのため、劉さんの家は莫大な負債を抱えた。 
 
2011年01月15日

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