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河南省:賞金目的の大隊長が法輪功修煉者への迫害を強化

(明慧日本)河南省臨潁県の公安局政保大隊の隊長・呉会麗(40代女性)は1999年7.20以降、法輪功の弾圧が始まって以来、中共(中国共産党)当局による迫害に加担してきた。2006年、隊長に就任してから呉会麗は、城関鎮・瓦店・王崗鎮・巨陵鎮・王孟・固廂・繁城鎮・県裁判所・県体育教育局・木林業局・南街村などの地域で、気が狂ったかのように留置場や洗脳クラスなどへ次々と多数の修煉者を送り込み、迫害をエスカレートした。
 
 2006年から2010年にかけてこの5年間、呉会麗は修煉者を迫害し、嫌がらせや脅威など生活を妨害するよう、下級部門に多数のノルマを下した。このことでの被害者は少なくとも20数人に上ったという。それによって、漯河洗脳クラスや臨潁県留置場で拘禁されていた一部の修煉者に対して、面会禁止・監視員(同じく修煉者)2、3人による監視や会話の禁止を行った。法輪功を誹謗中傷する映像を見せ、修煉者の意志を破壊する目的で思想改造の「三書」を書かせ、人格を侮辱するよう汚く卑猥な言葉で罵ったり滅多打ちした。修煉を放棄させる目的で労働教養の処分を科し、14時間にわたる重労働を強制し、数々の迫害を加えた。また施設側は、修煉者に対して食事もろくに与えないにもかかわらず、宿泊費の口実で毎日20元を請求し続けていた。
 
 呉会麗は、迫害政策の業績や賞金に目がくらんでいた。下級部門に命じ、修煉者のパソコン・携帯電話・書籍・家財などを没収させた。それを証拠として修煉者に罪を捏造する手段を用いて、10数人の修煉者を鄭州十八里河女子労働教養所や許昌労働教養所に送りこんだ。そのうえ、修煉者を重労働の労働力としたことを条件に、収容施設による数千元の賞金を呉会麗は着服した。
 
 また呉は、修煉者の社員がいた会社に対して、迫害に使うための「成績公課」を用いて、社員を脅したり騙したりした。さらに修煉者との互いの仲を裂かせ、プレッシャーをかけた。そのため、社員たちは迫害が自分の身に及ぶことを恐れ、恐怖に屈して修煉者への迫害に加担した。 
 
2011年01月20日

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