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ハルビン市:法輪功修煉者が暴行され腰椎骨折

(明慧日本)ハルビン市の法輪功修煉者・賈(カ)興華さんは、警察に不当に連行された際、全身に重傷を負い、腰椎骨折するまで滅多打ちされ、心臓病が発症して自力で生活することができなくなった。しかし、それにもかかわらず、ハルビン市の前進労働教養所で2年間拘禁されていた間、数々の迫害を嘗め尽くしてきた。
 
 以下は、賈さんが受けた迫害の一部の状況。
 
 2007年6月24日、賈さんは二人の法輪功修煉者とともに、法輪功が迫害されている事実を暴く資料を配っていた際、警官に強制連行された。その後、公安局はインタネットで連行事件を暴露しなければ、賈さんを起訴しないまま6ヵ月後に釈放するとして家族側の反対を押し切った。しかし、拘禁中、暴行により腰椎骨折などの重傷を負った賈さんを含む3人は7月12日、進前労働教養所へ送り込まれた。
 
 家族は自力で生活することができなくなった賈さんの体を懸念して、1ヵ月にわたって何度も教養所側へ一時出所による治療を求めていた。結果として、治療を受けることは許されたものの、高血圧で頭がフラフラとしている賈さんを罵り、続けて嫌がらせしていた。
 
 2008年、労働教養所で夜9時になっても終わらない辛い労働を強いられ、抗議した法輪功修煉者たちがいた。そのとき賈さんは、失禁するまで暴行された後、労働を続けられた呂慧文さんの惨めな様子を目にした。
 
 また、看守は賈さんの病状を知りながらも、「薬による治療を拒否したため、死亡した場合は施設の責任を問わない」という証明書を書かせようとした。しかし、それを拒否した賈さんは、同じ内容の用紙に署名を強行された。
 
 2008年4月29日、賈さんは呼吸困難の症状を看守に訴えたが、医療の緊急措置を受けることもできず、血圧値が異常に上がったまま辛い労働を強いられた。
  
2011年01月27日

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