日本明慧
■印刷版   

山東省:刑務所で娘が死の淵に、母親が政府司法部門に提訴

(明慧日本)山東省煙台(えんたい)市に在住の法輪功修煉者・畢建紅さんは、山東省女子刑務所で死の淵に立たされるまで迫害された。現在、済南警察病院で緊急治療を受けている。畢さんの母親・王延琴さんは山東省各司法部門に、収容施設での迫害により娘が命の危機に晒されていることを手紙で訴えた。

山東省済南女子刑務所

 王さんは手紙の中で娘が法輪功を習っているという理由で、山東省済南女子刑務所へ送り込まれて以来、さんざん人権を蹂躙されていたが、2011年3月17日、娘が危篤のため、病院へ運ばれたと施設側から知らせを受けたと述べた。
 
 また、やつれて見る影もなく、水さえ喉を通らなくなり、骨と皮ばかりに痩せこけ、身体の力が抜けて立てなくなった畢さんの様子を目にしたと王さんは述べた。
 
 「私は苦しみの中で、告訴する道もなく、涙に暮れるしかない状況下で苦境に陥っている。死の恐怖に晒される中、人権を蹂躙されている娘への深刻な事態を苦にし、娘の命が危機に晒されるのではないかと大変心配している。昔から善悪に報いがあると言うが、法輪功修煉者への迫害に加担した人の身に実際に起きた悪報も多々あったのでないか。私も娘の子供(孫)も非常に心配しており、娘の安否に関心を払うよう、国内外の善良な人々に応援の手を差し伸べていただけるよう呼びかける」と、王さんは手紙の最後に書いた。
 
2011年04月01日

■関連文章
山東省:成分不明の薬物を注射された法輪功修煉者 歩行困難に
山東省:刑務所で拘禁中の女性が迫害され死亡
山東省:元教師が強制連行され、家族との面会も許されず
山東省:寿光市の法輪功修煉者 繰り返し労働教養を強いられる
山東省:莱西市の一部の法輪功修煉者が受けた迫害状況
山東省:窃盗・強盗した警官が被害者を連行・拘禁
山東省:法輪功修煉者の夫婦が長期間迫害され、妻が死亡
山東省:迫害され重体になった元副裁判長 拘禁され続ける
山東省イ坊市:夫婦が強制連行され、脅迫を受けた家族が恐怖に怯える
山東省:5人の法輪功修煉者が強制連行され4人が未だ釈放されず