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一生をかけて探してきたものに出会った(二)

(明慧日本)
 
 人生の疑問が解決できた
 
 ナタリアさんと違って、タンナさんは元気で、重い病気の老人の面倒を見るためにブルガリアからドイツにきた。老人の娘夫婦2人が法輪功修煉者で、タンナさんは2人と共に暮らしていた2週間で、法輪功修煉者の誠実さを実感したという。
 
アルチョムさん

ナタリアさん(左)とタンナさん(右)

 その後、タンナさんはほかの都市へ仕事に行った。1カ月後、法輪功修煉者とクリスマスを過ごした時、ロシア語の『転法輪』を頂いて、読んでから多くの人生の疑問を解決した。「私には身体的な問題がないが、精神的な問題が多くあった。なぜ自分は不幸なのか? 良い人間なのに、不公平に対処されていた。今は内に向かって探し、不公平な過去があったのは自分の業力で、前世悪いことをしたからだと分かった」
 
 今のタンナさんは、人生の「不公平」に対してはもう文句を言わない。「私は毎日の生活に満足している。日常生活に何かトラブルがあれば、法輪大法から習った理を用いて対処できる。時に、他人に対して、不満や意見があれば、私もなるべくその良くない考えをなくす。もし交流できれば、気さくに自分の考えを述べる。他人の考えに対して、悪いほうに推測しない」
 
 もっと多くの人に真相を知ってもらい、迫害を制止したい
 
 中国での迫害を一日も早く制止するために、アルチョムさんはほかの修煉者と共に様々な活動に参加し、真相を伝えている。「中国では法輪功への迫害が停止するまで、様々な活動に参加して迫害を制止するよう呼びかける」とアルチョムさんは語った。
 
 タンナさんはマンハイムに引越した後、ナタリアさんとほかの多くの法輪功修煉者に出会った。「私は本当に幸運で、大法に出会い、修煉者に出会った。彼らと一緒にいて、本当に幸せ。一生をかけてこのような人達を探してきた」とタンナさんは語った。それで彼女は「法輪功修煉者は良い人で、何かあればまず他人を優先に考える人」だということを、もっと多くの人に伝えたいという。
 
 タンナさんとナタリアさんはいつも一緒に活動に参加して、真相を伝える新聞を配布したり、功法を実演したり、真相を口頭で説明したりしていて、反響を呼んだ。ある日、用事があってナタリアさんは中国語の新聞が配布できなくなり、次回に多くの読者に「前回は来なかったですね。何かありましたか? 待っていましたよ」と聞かれたという。ドイツにいても中国での迫害を制止するために自分にはできることがあり、多くの人が真相を待っているからと彼女は思っている。
 
 ほかの法輪功修煉者と同様に、もっと多くの人々に真相を知ってほしいと彼らは期待している。「中国で何が起きているのか、人々は知るべきで、大切なこと」とタンナさんは考えている。「ますます多くの人が立ち上がって迫害を制止するよう要求するはずだ。その時、中国共産党の迫害は続かなくなる。みんな真相を知ったら、正義が勝つことになる」とアルチョムさんは述べた。
 
2011年04月07日

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