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山東省煙台地区での迫害事例(写真)(二)

(明慧日本)
 
 煙台市の迫害で死亡した修煉者の詳細
 
 法輪功修煉者・呉海友さん(男性・50歳)は、2001年11月15日夜12時頃、自宅にいたところを中共(中国共産党)当局の警官らによって囲まれて、集団暴行を受け、4階から1階までに引きずられた後、さらに殴打された。近所の住民が騒ぎを聞きつけて集まると、呉さんが地面に横たわって目を閉じ、口から白い泡のような物が出ていたという。 
 
呉海友さん

 呉さんの家族は、11月20日午前8時頃、黄務派出所から遺体を取りに来て欲しいとの連絡を受けた。安置所に置かれた呉さんの亡骸は、苦悶の表情で顔が硬直し、顔の形も変形して、口の中は血まみれだったという。家族が呉さんの服を着せ替えた際、彼の背中には黒紫色のあざがあり、腰部には5〜6センチのへこみ、頭後部には陥没を見つけたという。その後、警官らは呉さんの遺体を強制的に火葬した。
 
 王鳳芹さんは拷問され死亡
 
 法輪功修煉者・王鳳芹さん(女性・39歳)は、煙台市芝罘区珠ジ村の人である。戸籍は山東ウェ坊。2003年1月26日、王さんは強制連行された後、迫害を受け死亡。警官らは王さんの家族から1000元をゆすり取った後、王さんの遺体を火葬した。以下はある法輪功修煉者の証言である。 
 
王鳳芹さん

 私は煙台の法輪功修煉者です。6年前に法輪功修煉者・王鳳芹さんが迫害されて死亡するまでの経緯を目撃しました。私もその時、警官らに殺されるところでした。2003年1月26日の夜に、私は王鳳芹さんと一緒に真相資料を配りに行った時、警官らによって派出所に強制連行されました。私は警官にコートを脱がされ、鉄の椅子に大の字の形に固定されて殴られました。警官らはスタンガンで王さんを夜中の2時まで電撃し、その後、王さんにお湯をかけました。
 
 1人の警官は私を殴り、電撃し、お湯をかけました。私は意識を失い、全身が痙攣したため、彼らは拷問を中止しました。27日午後4時半頃、私たちは断食を始めたため、警官らは王さんに灌食を行いました。私は一生懸命止めさせようとしましたが無視されました。王さんはロープでベッドに固定され、口をこじ開けられて、死ぬまで強制的にお粥を注入されました。 
 
拷問の実演:灌食

 王鳳芹さんが殺害された後、警官らは他の受刑者に「王さんが死んだことが知っているか」と私に訊ねさせました。知っていると答えれば、彼らは私を殺し、証拠を隠滅すると思ったので、私は知らないふりをしました。その後、私は繰り返し殴打され、食事や水も与えられず、50数時間も直立不動の姿勢を強いられました。最後、私はトイレに行った時に血便が出ました。5月20日、私は一日中意識を失い、血圧も220 まで上がりました。私は、2003年6月25日午前に判決を下されました。その日の午後1時頃に、私は王さんの事件を訴えましたが、結局何の連絡もありませんでした。
 
 賀秀玲さんの臓器は摘出された疑いがある
 
 賀秀玲さん(女性・52歳)は、煙台市芝罘区幸福十村の法輪功修煉者である。賀さんは不法に煙台市南郊看守所に拘禁され、2004年3月11日朝7時頃に死亡した。 
 
賀秀玲さん

 賀さんの夫・徐承本さんの記憶によると、2004年3月10日に610弁公室の室長・李から、賀さんが脳膜炎で入院したという電話がかかってきた。徐さんが病院に行くと、賀さんの片手はベッドに手錠で繋がれ、下半身は露出し、とても衰弱しており、話もできなかった。数分後、看守所の2名の警官が徐さんを追い出した。翌日の朝8時頃、徐さんは病院に行ったが入室を断られた。事務所で待たされた徐さんは、9時頃に賀さんが朝7時45分に死亡したと知らされた。家族が安置室に行った時、賀さんの腰部は包帯で巻かれ、涙が流れていたという。家族は、賀さんがまだ生きていると気付き、医者を呼んだが無視された。最後、家族全員で医者を呼びに行ったため、ようやく11時30分ごろに医者が心電図を持って来た。医者が検査をしたところ、賀さんの心臓はまだ動いていた。心電図の紙が十数センチ程出ると医者は慌てて心電図の紙を破り逃げ出した。何の応急措置も取られなかったため、賀さんがしばらくして死亡した。病院側の行動は理解しがたい。医者の話によると賀さんが7時45分に死亡し病室から運び出され、安置所の管理人の話で賀さんを9時頃に運んで来たという。この1時間の間に賀さんは一体どこに居たのか? 腎臓を摘出するのに10分もかからないと聞くが。
 
 法輪功修煉者・孫愛華さん(女性・47歳)は煙台市芝罘区明春巷19号に在住。北来香食品会社の職員だった。大法と出会う前に乳がんを患い、修煉後に全快した。迫害されてから持病が再発したため2002年12月にこの世を去った。 
 
2011年05月30日

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