法を暗記する中で修煉を向上させる(二)
文/中国の大法弟子
(明慧日本)
二、法理に基づいて同修と交流する
法を暗記しているので、何か問題が発生した時に、いつも師父の『転法輪』の説法を思い出すことができます。ある同修は言うことが立派ですが、全体に協力せず、しかも一部の学習者に影響を及ぼしています。協調人がこの現象を見てとても焦っていて、私を連れて一緒にその同修と交流するようにしました。会うと、その同修はいきなり本地区の学習者達の修煉中の問題について話して、そして正念とは一体何か、皆の考えが揃わなければならない、などと協調人に言いました。協調人はその同修と交流しましたが、あなたの言っていることははっきりしないと言われました。この時、私は師父の『二〇〇五年サンフランシスコ法会での説法』の中の部分を思い出しました。「ある学習者は殴打され、足が粉砕骨折になりましたが、接骨もせずにギプスのみ装着しました。この学習者は自分の体が不自由になるといささかも思っておらず、まったく気にしていません。毎日法を勉強し、正念がとても強く、少し座れるようになったら煉功します。医者から、粉砕骨折した部分が接骨されないままギプスを装着するのは、みな刑務所の病院がやったことだ、と告げられました。彼女はまったく気にせず、足を組んで煉功し、痛くてたまらないときも煉功を続けていました。しばらくしたら、足を組むときの痛みが消え、治ったのです。今は飛び上がったり跳ねたりしてもまったく問題はなく、正常な人と同じです。(拍手) このようにすることのできる人に対して、旧勢力は絶対手を出すことができません。このようにすることができる人は関を乗り越えてくることができます。正念とは何でしょうか? これがすなわち正念です」
正念は師父から授かった法器です。簡単に回答することはできず、無理に解釈をすると大法を定義してしまい、危険です。このようにして、法理に基づいて同修と交流すると、皆が向上したと感じました。
三、人心をなくし、旧勢力の按排を否定
法を暗記する過程で、続けて暗記しようと思うならば、まず人心をなくさねばならないと体得しました。たくさんの執着心を持ちながら、法を覚えられず、頭の中でいろいろ浮かんで来て、心を静めることができず、法を暗記するのは無理です。日常生活や仕事、さらに親戚、家庭のことなどたくさんの事があって、心を静めるどころが、根本的に法を暗記する時間さえ保証できません。やっと時間を作って覚えようとしたら、心の中からいろいろ湧いてきてちっともおぼえられません。もちろん、個人的な習慣や観念、安逸心、居眠りなどの要素もあります。
もう一つの体験は、法を暗記すると、学法の効果がしっかり表れます。さらに、魔難に面した時に、正念が出て突破することができます。例えば、ある日私は突然脳梗塞の症状が現れました。当時の病状はとても強烈で毎日変化し、次第にエスカレートして、最初は熱が上がり、6日目には口や目が歪んでしまい、左目が閉じられなくなり、味覚を失い、唾液がだらだら流れてきました。当時の私は、心の中に師父の法があり、修煉者には病気がないと分かっていたので、この病状は邪悪が隙に乗じるだけと認識し、決して承知してはいけないと思いました。一方、内に向かって探して、正念を発して邪悪の迫害を解体しました。いかに病状がひどくても相変わらずやることをやって、心は動じませんでした。そして、家族の他の人も修煉者であるため、妨害が少なく、これでしばらくしてから治りました。
とにかく法を暗記してから、私は師父に要求された三つのことをしながら、心性も向上して昇華しました。本当に皆さんも執着を放下して、人心をなくして、皆が法を暗記することを望んでいます。衆生を救い済度する使命を果たしましょう。
(完)
2010年7月23日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/7/9/226597.html)
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/7/20/118706.html)
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