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会社経営者が不当に拘禁され、日本在住の弟が救援を呼びかける

(明慧日本)広東省東莞市に在住の法輪功修煉者・代先喜さんは、2011年5月26日、法輪功の真相を伝えるチラシを人々に配ったという理由で、警官・黄桂洪らによって不当に連行され、40日ほど拘禁された。先日代さんの拘禁を知らされた日本在住の弟が、活動に参加してお兄さんの救援を呼びかけている。
 
 代さんの家族は東莞市上橋留置所へ行き、代さんの釈放を求めたが、施設側は、逮捕の理由を説明せず、法的根拠もないまま、乱暴に代さんの家族を追い払った。また代さんの家族は、東莞市公安局や国家安全保衛部門に代さんの無実を訴えたが、いずれも無視された。情報によると、同施設は東莞市公安局や企石分局刑事隊、法制部門と結託して、代さんを逮捕したという。
 
 当局によるこの迫害は、自ら会社を経営していた優秀な青年である代さんだけでなく、家族にも影響を及ぼした。家には高齢の両親や代さんの妻、二人の未成年の子供が残され、現在、代さんの家族は苦しい生活を強いられている。代さんの両親はいずれも中国の文化大革命を経験し、中共の迫害の残酷さを知っているが故、中共に対抗するすべがない。また、代さんの妻は会社の事務を処理しながら、夫の情報を入手するため各所を訪ね、疲労困憊しているという。
 
 中国共産党が、労働教養所などの施設で修煉者に行っている暴行や迫害が、「追査国際」などの組織によって非難されるなか、正義感のある人々が世界中で立ち上がり、迫害に反対している。ここで、まだ中共(中国共産党)の弾圧政策のもと、中共に利用されている警官などの司法部門に対し、法輪功修煉者への迫害を、一刻も早く停止するよう呼びかける。 
 
 翻訳者注:追査国際(追査迫害法輪功国際組織)は、法輪功学習者への迫害に加担したすべての犯罪者、特に法輪功学習者の生体から器官摘出を画策し、実行した凶悪な者を徹底的に追及して、法に照らして制裁することを目的に結成された組織である。 

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年07月11日

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