山東省に在住の法輪功修煉者・宋樹宝さんは、2011年6月4日午前、自宅にいたところを私服警官に無断で侵入され、家財を没収された。

　当日の午後2時、警官らは王明忠さんの家に侵入した。警官らは上司に法輪功の関連書籍が50冊を見つけたという嘘をつき、王さんから2万元（約28万円）をゆすり取った。近所のもう一人の法輪功修煉者も3千元（約4万2千円）をゆすり取られたという。

　当日、他にも多数の法輪功修煉者が嫌がらせを受けた。公愛春さんは、迫害を避けるため放浪生活をせざるを得ない状況となっている。また、王東全さんは5時間拘禁されていたという。