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山東省:数多くの拷問を受け障害を負った漢方医 家族は起訴へ
山東省青島市に在住の法輪功修煉者・邵承洛さん(58歳男性)は、20数年来の経験を持つ漢方医である。邵さんは2006年、法輪功を学んでいるという理由で、中共(中国共産党)から懲役7年の不当判決を宣告された。邵さんは3年間、山東省刑務所でさまざまな迫害を受け、そのうえ家族との面会も許されなかった。
法輪功修煉者・邵承洛さん
2006年5月12日、邵さんは東大洋村市場で紅島派出所の警官に連行され、城陽留置場に拘禁された。
2006年7月20日、邵さんは城陽裁判所に懲役7年の実行判決を宣告され、翌日、山東省刑務所に拘禁された。
刑務所で邵さんは20種類以上の残酷な拷問を受けた。例えば、アイロンで焼かれる、スタンガンで全身を電撃される、特に敏感な部分に電気ショックを加えられる、指を折られる、殴打されて傷を負った両脇やでん部に塩を撒かれる等の迫害を加えられた。
邵さんは、迫害に抗議するため断食を行った。邵さんは痩せこけ、でん部の皮膚はただれて黒くなった。
刑務所で酷い迫害を受けた邵さんは、2011年3月から肢体の麻痺や筋肉の萎縮症状が現れ、衰弱して、食べることもできなくなった。
しかし、邵さんの妻は何度も刑務所にへ行き、邵さんとの面会を求めたが、1度も許されなかった。
2011年7月6日午後、邵さんの家族は再び刑務所を訪れ、邵さんとの面会を求めた。刑務所側はやっと、邵さんの息子1人と面会を許した。邵さんは元気がなく、足が不自由で、唇には傷があり、右手が麻痺してものを掴むことができず、長い間、食事を摂ることができないでいるという。
現在、邵さんの家族は、山東省刑務所および同施設の警官らが邵さんに対して行った拷問や侮辱など、犯した罪を司法部門に起訴したという。
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