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四川省:労働教養所で迫害を受けた医者が危篤
四川省成都市に在住の法輪功修煉者・宿剛さんは2011年5月、陝西省宝鶏市で警官に連行され、1年6カ月の労働教養を強いられた。5月30日、宿さんはホウ鎮労働教養所に移送され、3大隊に拘禁された。3カ月間も経たないうちに、宿さんは労働教養所の迫害によって歩けなくなり、自立生活ができず、結核病を患って危篤に陥り、治療も受けさせてもらえない状態である。
宿さん(50歳前後)は四川省夾江(きょうこう)県にある核工業部の付属病院の医者である。1999年7.20から中共(中国共産党)当局が法輪功への弾圧を開始して、宿さんはかつて、成都市新津洗脳班、新華労働教養所に2年、五馬坪刑務所に4年拘禁されたことがある。
ホウ鎮労働教養所の3大隊は、法輪功修煉者に対する迫害が最もひどいところである。ここでは、警官が若くて力持ちの受刑者を選び、専門の「殴打チーム」を設置した。「殴打チーム」のメンバーは警官からの指示を受け、人を殴れば殴るほど、服役期間を減らされるというのだ。
現在、労働教養所3大隊に、法輪功修煉者・宿さん、馮新成さん、汪日勝さんが拘禁されている。3人は、睡眠を奪われ、直立不動の姿勢、しゃがむ不動の姿勢を強いられるだけでなく、「殴打チーム」による殴打をよく受け、特に「筋を伸ばされる」(下図)という拷問で苦しめられている。
そのため、現在、馮さんは肋骨を骨折し、指が変形している。汪さんは腕が負傷し、精神状態はよくない。宿さんは全身の筋肉と骨が損傷して歩けず、結核病を患い、危篤状態であるという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
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