日本明慧
■印刷版   

黒竜江省:3人の法輪功修煉者 迫害され死亡

 黒竜江省大興安嶺(だいこうあんれい)地区塔河(とうが)県の多くの法輪功修煉者は、心を修め、家族がむつまじくなり、体も健康になった。しかし、1999年7.20以降、法輪功修煉者は公安局、国保(国家安全保衛)大隊、 居委会(居民委員会、共産党の最下部組織)などに嫌がらせをされて、迫害された。
 
 以下は、大興安嶺地区塔河県に在住の3人の法輪功修煉者が迫害されて死亡した事例。
 
 一、法輪功修煉者・呉艶春さん(61歳女性)は、1997年に法輪功の修煉を始めた。呉さんは 多数の疾病を患っていたが、修煉を始めてから全快した。1999年7.20以降、敏感日になると塔河県新建派出所の警官は、呉さんの家に行って嫌がらせをした。2000年、呉さんは上京して法輪功の無実を陳情したとき、北京駅前派出所に強制連行され、河北警清留置場に拘禁された。呉さんはスタンガンで電気ショックを加えられるなどの迫害を受けた。1週間後、呉さんは塔河県留置場に移送され、100元(約1400円)をゆすり取られた。塔河県留置場の警官に強制灌食されたため器官に後遺症が残った。半月間拘禁されて、2000元(約28000円)をゆすり取られた。
 
鉄製イスに手錠をかけられ、電気ショックを加えられる
 
 2009年7月初め、居委会の主任らが呉さんの家に行き、修煉しない保証書「三書」を書くように強制した。その3、4日後、警官は再び呉さんの家に来て、修煉を放棄させようとしたが、呉さんは法輪功の真相を警官に伝え続けた。しかし、警官は認めなかった。その後、呉さんは何度も警官に嫌がらせをされた。そして、呉さんは全身がむくみ、2009年11月のある日、突然地面に倒れて病院に運ばれたが、2009年11月8日に死亡した。呉さんは亡くなる直前まで、医者と看護士に法輪功の真相を伝えていたという。
 
 二、法輪功修煉者・劉天麗さん(61歳女性)は、1996年に法輪功の修煉を始めた。劉さんは修煉する前、肝臓や肺の病気を患っていたが、修煉を始めてから全快した。1999年7.20以降、劉さんは困難な条件下でも、修煉を続けた。ほかの地区の修煉者から法輪功の書籍をコピーしてもらって学び続けた。劉さんは2回も塔河公安局に拘禁されて尋問された。2001年に強制連行され、1年間、チチハル双合労働教養所に拘禁されて迫害された。劉さんは釈放された後、中共(中国共産党)に騙された家族は、劉さんをほかの修煉者と接触させなかった。2002年、劉さんは脳出血の病状が現れて歩行困難となり、2004年に無実を晴らせないまま死亡した。 
 
 三、 法輪功修煉者・劉淑芹さん(64歳女性)は、糖尿病など全身に病気を患っていたが、修煉を始めてから全快した。2000年12月、劉さんは法輪功の無実を陳情するため上京したが、列車の中で乗務員に身体検査をされて尋問され、殴られた。劉さんは加格達奇駅に不当拘留され、加格達奇公安局に連行された。劉さんは、加格達奇公安局で警官にひどく殴られた。その後、劉さんはもう1人の修煉者と共に、息もできないほど狭い車のトランクに押し込まれて、加格達奇留置所に移送された。
 
 加格達奇留置場での食事は1日2食で、朝は茶碗半分のとうもろこしのお粥、午後は小さくて真ん中は空いている饅頭しか食べられなかった。劉さんは警官に住所を聞かれた2日後、塔河留置場に移送された。劉さんは塔河留置場で1カ月間拘禁され、数千元をゆすり取られた。釈放された後も、何度も警官に嫌がらせをされたため、学法と煉功ができず、持病が再発して、2002年に無実を晴らせないまま死亡した。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/8/20/245548.html)
関連文章