日本明慧
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中絶を強要される女性法輪功修煉者たち(四)
八、殴打され2回も流産
劉雲香さんは、山東省イ坊市の軍埠口鎮に在住。2000年1月21日、軍埠口鎮の政法委書記・花光勇は、法輪功修煉者数人を不当に連行した。真冬であるにもかかわらず、彼らは男性の法輪功修煉者を上半身裸にし、女性の法輪功修煉者たちは薄着にし、素足での除雪作業を強制した。また、法輪功修煉者たちを雪の中に立たせ、殴る蹴るの暴行を加えた。
法輪功修煉者たちは毎日3回、1回毎に1時間走ることを強いられた。法輪功修煉者たちは走りながら、法輪功を罵るように強要された。罵らない人や足の遅い人は、木の棒やホースで殴られた。警官らは法輪功修煉者を強制的に走らせた後、酒とタバコを飲むことを強要した。劉さんもその中の1人だった。劉さんは妊娠していたが、警官らに殴られたため流産してしまった。その後、法輪功修煉者たちは1人あたり4000元~6000元の罰金を徴収された後、釈放されたという。
2001年夏のある日、中共鎮政府の12人の役人は再び法輪功修煉者たちを連行した。彼らは法輪功修煉者たちにスタンガンで電気ショックを加え、殴打した。再び妊娠していた劉さんは、警官に暴力を振るわれ2度目の流産をした。
九、妊娠9カ月で強制堕胎される
王桂金さんは、河南省周口市の淮陽県に在住。王さん夫婦は法輪功の修煉を放棄しないという理由で、数度の連行、拘禁を強いられ、平穏だった家庭は当局により破壊された。
2004年5月1日、王さんは警官に不当に連行された。王さんは妊娠していたため、魯台「計画生育弁公室」に連れて行かれた。王さんはそこで、食事を与えられなかった。
2004年7月19日、王さんは淮陽魯台派出所の警官らによって、実家にいたところを不当に連行された。10数日後、臨月を迎えてい王さんは淮陽県計画生育指導所に送られた。そこで、王さんは8人の男性によって押さえつけられ、中絶を強要された。
翌日、警官らは強制堕胎を強いられた王さんを釈放せず、家族にも通知しなかった。王さんは監視され、食事も十分与えられなかった。20日後、王さんは留置場に移送された。警官は顔色が悪く、痩せこけた王さんを見て病気を疑い、王さんを病院に連れて行き、検査を受けさせた。検査の結果、王さんはB型肝炎と診断された。しかし、留置場側は王さんを留置場で継続して拘禁し、迫害を行うため、王さんの病気は既に伝染時期を過ぎたと嘘をついた。王さんは断食を行い、迫害に抗議した。
その後、王さんは懲役5年の判決を宣告された。王さんの父も「隠避罪」で懲役1年の判決を言い渡された。また、王さんの近所に住むある人は、王さんを一夜自宅に泊めたという理由で、2000元をゆすり取られた。
王さんの夫・宋振霊さんは淮陽留置場で迫害を受け失明し、両脚は麻痺し、痩せこけて危篤状態に陥った。しかし、裁判所は留置場にいた宋さんに対し、懲役10年の判決を下したという。
その後、610弁公室の警官らは、王さん夫婦の4歳にも満たない息子をどこかへ連れ去った。
12年来、中共は女性法輪功修煉者に対して、強制堕胎を多く行ってきた。以上はその一部にすぎない。これは想像を超える残酷さである。迫害に加担する人間は、本当に良知を喪失したと言っても言い過ぎではない。
迫害の真実を暴露された時、人々はこれらの事実を容認できるだろうか。我々は中共の邪悪な行為をいち早く停止させよう! 法輪功は間違っていない。「真・善・忍」の信仰は間違いではない。法輪功は人類の道徳を維持し、未来の希望でもある。
(完)
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