師を手伝って法を正している大法弟子にとって、もっとも貴重なものは何でしょうか。私に言わせると、それは時間だと思います。現在の時間は慈悲なる師父が、私たちに世の人々をより多く救い済度させるため伸ばされたものです。
私たちが学法、煉功するにも時間を必要とし、衆生を救うにも時間を必要とします。時は金なりで、世のものは金で買うことができますが、過ぎ去った時間はお金で買い戻すことはできません。私たちは最後の限られた時間で法を多く学ばなければなりません。より多くの人々に中共(中国共産党)がどのように残酷に大法を迫害し、衆生を毒しているのかをわかってもらい、真相を知ってから救われてほしいです。
一部の同修は時間を大切にせず、仕事に多くの時間が取られていて、学法も煉功もついてくることができず、なおさら衆生を救うことはできていません。しかももっと働いて更にお金を稼ごうとしています。私は本当にそれらの同修のため心を痛めています。同修たちよ、あなたは一日に稼げるお金に気を取られていますが、過ぎ去った時間はどれほどのお金を費やしても買い戻すことはできないのです。どのくらい縁ある人とすれ違ったのでしょうか。千万年の輪廻の中で、師を手伝って法を正す今この時を待っていたのではありませんか。私たちは先史の誓約を果たし、円満成就して師父に従って戻ることを願っていたのではありませんか
「縁は一度しかなく、放下できない夢幻が過ぎ去ってから、初めて何を失ったかを知るのです。」(『精進要旨』「退職した後に修煉する」)
十分な時間を利用して法を暗記し、より良く三退を勧めることに繋がったという同修の体験談に啓発され、私も法を暗記すると決めました。しかし法を暗記することはとても難しく感じ、まず一度法を書き写してみようと思いました。法を書き写すことも非常に繊細な事業で、一回本文を見て書き写して、もう一回本文と照らして見ながら進めました。私は日中に真相を伝えることに影響を与えてはならないと思い、夜12時の発正念前の時間を利用して法を書き写しました。また昼ごはんを食べてから休む習慣がありましたが、その時間を法を書き写すのに使いました。状態はますます良くなり、より良く衆生を救うことに良い基礎を作り上げました。
かつて、私は見覚えのある人には真相を伝えたいと思い、知らない人に真相を伝えるとかえって怒鳴られ、私も我慢できずに言い返したりしていました。しかし今は知り合いでも見知らぬ人でも私は同じように話し、理性的ではない人に怒鳴られても、心は動じませんでした。
精進している大法弟子と比べるとまだ大きな差があります。私の連れ合いは怖がる心が重くて、三退と真相を伝えることをよく行わず、貴重な時間を無駄にし、師父の慈悲なる済度を背いています。ここに私の責任もあります。自分のすぐ近くにいる同修ともよく手伝わず、協力していないのに、どのように正法の進展に追いつくことができるでしょうか。今後私は連れ合いと協力して、ともに精進して正法の進展に追いつきます。