広西省:資料配布で強制連行・暴行・不当判決
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 【明慧日本2012年4月13日】広西省合浦県に住んでいた法輪功修煉者・曾家蘭さん(46)、裴昌瓊さん(50)は2012年3月31日、警官に不当に連行された。しかし、当時の逮捕状には、業務を執行した警官らの名前さえなかったという。家族は現在もなお、拘禁されている被害者達の安否を大変心配している。

 曾さんは、1999年に法輪功を習い始めた。それ以来、腰椎椎間板ヘルニアや肩関節周囲炎、乳腺肥大症、多種の持病が全快した。1999年10月1日、法輪功の真相を伝えるために上京したことで、不当勾留を受け、心神喪失となった。2000年、再び同じ理由で逮捕され、殴る蹴るの暴行を加えられ、体に傷跡が残った。

 2000年12月、曾さんが防城企沙鎮で法輪功の資料を配布していたとき、警察に身柄を拘束され、暴行された。2001年1月、合浦県公安局でひどい暴行を受け、同県610弁公室による嫌がらせが家族にも及んだ。曾さんが拘禁された2年の間、看守によって急須の先で刺され、棒で殴られ、後ろ手にして手錠をかけられるなど、多種の拷問を加えられた。その後、懲役9年の不当判決を宣告され、広西女子監獄へ収容された。

 2012年2月29日、出獄したばかりの曽さんは、裴さんとともに、法輪功の資料を配ったため連行された。

 一方、曾さんの家族も当局からの迫害で苦しめられていた。年配の両親とてんかんを患う娘を扶養していた曽さんが拘禁されてから、家族はみな苦境に陥り、ついに父は娘を思い苦痛のあまり病気にかかって死亡した。母は、夫と娘を失い、涙を流す日々となり声帯に損傷を負い、声が出なくなった。

 裴さんは、1999年4月に法輪功に出会い、修煉が精進するにつれて、心身とともに恩恵を受けた。2011年12月頃、不注意で高所から落ちたことで重体になったものの、わずか1カ月で日に日に回復した裴さんの変化を目にした親戚、友人らは、「真・善・忍」を信奉することは心身の健康に良いと実感した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/4/9/255419.html)     更新日:2012年4月14日
 
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