夜「体温を測る者だ」と言って桂林の警官は学習者夫婦を連行
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 【明慧日本2020年4月9日】広西省桂林市の法輪功学習者・趙任遠さんと謝建新さん夫妻は、2020年2月5日の夜中に桂林市七星支局派出所の警官らによって連行された。当時、警官らは「体温を測る者だ」と自称して、趙さんの家のドアを叩いたという。

 趙さんと謝さん夫婦は桂林市西山路27号に住んでいる。2月5日の夜、趙さんは親戚に、「夜中にドアを強く叩かれている。彼らは体温を測る者だと言っている。まだ、ドアを開けていない。連絡をください!」とのショットメールを送った。

 親戚はショートメールを見ると、すぐに趙さんに電話をかけたが、すでに連絡が取れなくなっていた。その後、趙さん夫婦が警官らに連行され、直に、親戚は金鶏嶺留置場に移送されるのではないかと知った。七星派出所の厳という警官は謝さんの姉に、「これから通知書を郵送する」と電話をしてきた。厳警官の電話番号は13558332277である。

 2月8日の9時頃、家族は警官・に電話をして状況を尋ねると、趙さん夫婦は法輪功の資料を配ったことで連行されたと言われた。家族は「法輪功の資料を配っても違法ではない」と反論すると、「俺は下のものだ、責任者ではない。連行した警官に聞きなさい」と言われた。しかし、連行した派出所の名前、電話番号、担当者について聞いても、一切教えてくれなかった。

 2月15日の午前10時頃、家族は桂林市公安局七星支局の番号773-5813993に電話をした。最初、彼らはこの案件の担当部署の電話番号を教えてくれず、「通知書を待ちなさい。中にはすべて書かれている」と言う、一点張りだった。家族は「あなた達はどうして正々堂々と対応できないのでしょうか? 通知書はいつ来るか分からないし、まだ、寒い冬ですから、せめて服や布団を届けさせてもらいたいのですが」と強く主張したため、「法輪功関係者が全部七星区金鶏嶺路第二留置場に拘禁されている」とやっと教えてくれた。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/2/19/401402.html)
 
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