広西省欽州市の廖大武さん 迫害死
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 明慧日本2019年7月30日】(広西省明慧記者広西省欽州市(きんしゅうし)法輪功学習者の廖大武さん(57歳男性)は懲役2年の実刑判決を不当に言い渡され、2019年4月9日に広西北海刑務所へ拘禁され、7月23日に広西新康刑務所病院で冤罪を晴らせないまま、この世を去った。

 廖さんは長年にわたり中古不動産の売買と賃貸の仕事をしていた。廖さんは法輪功の「真・善・忍」という原則に基づき、相手の立場に立ち物事を考えた。時々客が困難がある時、廖さんは出来るだけ費用を減らしたり、無料でサービスを提供したりしたので、客との信頼関係を築いた。

 廖さんは2018年7月17日に連行された学習者を助けるために、地元の610弁公室国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らに陥れられ、警官2人に欽州市欽北区紅陽派出所へ連行されて尋問された。のちに、警官は廖さんの事務所を捜索し、廖さんの私物を大量に押収した。

 2018年8月3日、廖さんは欽州市欽北区検察庁に逮捕状を交付されて連行された。そのあと、廖さんは欽州市欽北区裁判所に懲役2年の実刑判決を言い渡され、さらに、1万元の罰金を科された。廖さんは一審の有罪判決に対して不服申し立てをして、控訴したが、欽州市中級裁判所は原判決維持の判決を出した。

 欽州市留置場で8カ月間拘禁されていた廖さんは危篤状態に陥った。欽州市610弁公室の警官は責任を負わず、地元の公安と裁判所と一緒に、2019年4月9日に廖さんを広西北海刑務所に送り拘禁し続け、廖さんの病状を隠した。

 家族が廖さんを解放するように欽州市610弁公室と北海刑務所側に呼びかけたが、廖さんはずっと解放されなかった。2019年7月上旬、北海刑務所側は廖さんの人事資料を広西黎塘刑務所に移し、廖さんを広西新康刑務所病院で治療させた。しかし、廖さんは2019年7月23日に苦しみをなめ尽くし、無念の死をとげた。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/7/27/390664.html)
 
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