文/中国の大法弟子
【明慧日本2016年3月7日】2007年4月のある日、オートバイに乗っていた私は、脇道から大通りへ曲がる時、後ろからきた一台のバスとぶつかりました。私とオートバイが十数メートル先に飛ばされた後、オートバイは私の体の上に倒れ、さらにバスの下敷きになりました。バスの運転手は私が死んだと思って、びくびくしながら、保険会社に電話しました。私はやっとぶつけられたとわかりました。すぐに内心で「大丈夫、私は大法弟子です。師父が助けてくださり、ありがとうございます」と言いました。
たくさんの人が囲み、私がオートバイの下から出ようとすると、内臓に傷があるかもしれないと恐れ、動かないほうがいいと皆口々に言いました。しかし、私が立ち上がると、外傷は何一つなく、オートバイも壊れていませんでした。ただしかし、バスの前方が大きく凹んでいて、バンパーも歪み、左側のライトが割れていました。乗客の1人は「この家の先祖がきっと徳を積みました。でなければ、これほどぶつけられて、死なないはずがありません」と言いました。バスの運転手が恐る恐る、「大丈夫ですか? 体を動かしてみて、どこか痛いところはまりませんか? 病院へ行きましょう!」と言うので、「大丈夫です。私のオートバイを取り除いてから、行ってください」と言いました。しかし、村民たちは私の頭がおかしくなったと思って、バスの運転手を行かせませんでした。
私が「大丈夫だから、病院へ行く必要もありません。行ってください」と何回言っても、バスの運転手は「お願いします。病院へ行きましょう。保険会社が支払ってくれるので、あなたも私もお金を払う必要がありません。私は万が一に備え、事故があった場合は保険会社が全額負担する保険に入っておきました。病院へ行かなければ、今日私はこの村から出ていけません」と言いました。バスの運転手の話を聞いて、仕方がなく車に乗って病院へ行きました。あたまが腫れていたため、X線写真を撮りました。結局あたまに影があるから、入院して観察する必要があると診断されました。4日後、もし小さくならなければ、さらに大きな病院へ転院する必要があるとも言われました。
私は病院へ行った後、村の人は急いで工事現場にいる夫に知らせに行きました。「奥さんがバスにぶつけられ、そのせいで頭がおかしくなり、ずっと大丈夫だと言っていますが、あなたは病院へ行ったら、そう言ってはいけません。バスの運転手からお金をもらって、後遺症に備えるべきです」と言いました。夫の同修は病院に来て、私のそばに座り、ニコニコしながら「どう? 大丈夫?」と言うので、「大丈夫よ」と答えると、「大丈夫ならここにいる必要がないから帰りましょう」と言いました。夫の話を聞いて、その場にいたバスの運転手や、医者と看護婦とほかの人たちが、みなびっくりして、夫婦ともアホかと思ったそうです。バスの運転手は「ご主人、もし個人的に解決したければ、いくら必要なのか、言ってください」と言うと、夫は皆に「みなさんのご好意に感謝します。実は私たちは法輪功学習者です。師父に守られているので、絶対大丈夫です」と言った後、バスの運転手に「大丈夫ですから、もう安心してください」と言いました。バスの運転手は何をどう言えばいいかが分からず、しばらくボーッとした後、「入院したくなければ、薬でも多めにもらって帰っては」とさらに言いました。夫はもらった処方箋をみんなの前で破りました。バスの運転手は「今日は本当にいい人に出会いました。ご馳走させてください」と言うと、夫は「バスの中にたくさんの乗客があなたを待っています。外に出かけると、誰も早く家に帰りたいと思いますので、家族に心配させないで、速く行ってください。『法輪大法は素晴らしい』を覚えてくださいね」と言いました。バスの運転手持は夫の手を握ったまま、長い間、感謝していました。夫は「感謝するなら、私たちの師父に感謝してください」と言いました。
家に帰って、舅は姑に「速く師父に線香を立ててください。師父は嫁の命を助けてくださいました」と言いました。
翌日、舅は市場に行くため、バス停で待っていると、村の人々が前日のことを噂しているのが聞こえました。「本当に不思議でした。衝突した時、すごい音がしました。しかもバスもあんな凸凹の状態になったにも関わらず、オートバイと乗っていた人が大丈夫でしたなんて」、「李洪志大師はバスを止めたのかもしれません」、「法輪功を修煉する人はわれわれと違い、本当に師父に守られているのですね」
そして、バスに乗った舅は、1人のおばあさんに「昨日この村の法輪功の修煉者はバスにぶつけられたのに、バスの運転手から1円ももらわなかったって、本当ですか?」と聞かれ、舅は誇らしく「その法輪功の修煉者は家の嫁です」と言いました。それから、村で大法の悪口を言う人はいなくなり、私が真相を伝えるのも随分やりやすくなりました。
実は大法を修煉してから、我が家で多くの奇跡が起こりました。舅のことを例にすると、2008年に悪性リンパ腫が見つかった時、すでに手遅れの状態でしたが、法輪大法を修煉してから、3カ月で治り、すっかり元気になって77歳になります。本当に法輪大法は素晴らしいです。