文/中国の大法弟子
【明慧日本2016年7月29日】私は警官です。仕事中は広範囲に法輪功の真相を伝えることはできませんが、仕事でかかわった人はみな「三退」し、何人かの同僚も「三退」しました。私は同じ班にいる警官全員にはまだ三退を勧めていません。
1999年7.20後、江沢民のごろつき集団が法輪功に対して残酷な迫害を行った後、留置場に不当に連行され、拘留され、労働教養を科せられました。2004年、地元の中国共産党の私への迫害に妻は耐えられなくなり、自分の仕事を県から市へ移しました。そのため妻と子供に会うために毎週、市まで通わなければならなくなりました。私が働いている場所から市までは100キロ以上の距離があるため、2時間バスに乗らなければなりませんでした。そこで、毎週、バスの中で法輪功の真相を伝えるという経験を積み始めることになりました。
2009年3月まで2カ月間、仕事で観光地に転勤させられました。その後、また県に戻されて、交通部門の派出所で仕事をしました。このようにして、バスの中で真相を伝えることは、通勤時と帰る時に毎日必ずしなければならない仕事になりました。
バスの乗る時はいつも、まず正念を発して、バスの乗客の背後にいる邪悪を除去してから真相を伝えるのですが、このようにすると、往々にして良い効果を得られました。また、バスで真相を伝えるにあたって、往々にしてとてもよい切り口があります。誰かが隣に座った時点が交流の始まりで、それが交流の切り口になり、つづいて勢いに乗って真相を伝えると、相手も容易に受け入れてくれるのです。
バスに乗って真相を伝え始めてから、すでに11年が過ぎました。ここで偉大なる師父にご報告するとともに、同修と交流したいと思います。至らないところがあれば同修の皆さんの慈悲深いご指摘をお願いします。
一、臨機応変に真相を伝える
私はバスの中で真相を伝えたのですが、農民、労働者、商人、銀行員、行商人、バスの運転手、車掌、官庁の役人、教師、小学生、中学生、大学生、町長、村の書記、副県長などに、真相を伝えました。以下にいくつか例を挙げます。
村の書記に真相を伝える
これはずいぶん前のことですが、私の記憶にはっきりと刻まれています。それはある日の早朝で、市から公安局へ出勤途中のバスの中の事でした。最初、私はこの人に注意を払いませんでした。正念を発した後、私がこの人を見ると、この人も私を見ていましたので、「あなたはどこの村の書記ですか?」と言いました。その人は「どうして私のことを知っているのですか?」と言いました。私は「あなたをお見かけしたことがあります。もちろんお話したことはありませんが」と言いました。その人は「ああ、そうでしたか。あなたのお仕事は何ですか?」と言いました。私は「公安局です。公安局に法輪功を学ぶ者がいると聞かれたことがあると思いますが、それが私です」と言いました。
その人は私を見て何も言いませんでした。私は「私は法輪功を学んで10年以上になりますが、法輪功はテレビで報じられているようなものではありません。私は迫害を受け、留置場に拘留され、不当に労働教養を受け、洗脳班に入れられ、さらに何度も仕事を解任されました」と言いました。その人は私を見たまま声を発しませんでした。私は法輪功が人に素晴らしさをもたらすことから話しはじめ、天安門焼身自殺事件のことを話し、江沢民が法輪功を迫害しているのは法律を無視していることなどを、その人に1時間以上にわたって伝えると、その後、「三退します」と言いました。その人はすでに退職しており、喜んで三退し感謝を表しました。
先生に真相を伝える
私は中学の物理の先生に真相を伝えたことがあります。まずその先生に「あなたは先生になって何年ですか?」と世間話をしました。相手は「二十数年です」と言いました。私は「何かわからないことはありませんか?」と言いました。その先生は「あります」と言いました。私は「地球がなぜ太陽の周りをまわっているか、知っていますか?」と聞きました。相手は「それは万有引力があるからです」と言いました。常人はこのように答えるわけで、その先生の知識は広いとは言えませんでした。そこで「電子が原子核の周りを回るのはどういう力ですか?」と言いました。相手は何も言えませんでした。
私は「今UFOが話題になっていますが、どうしてUFOが突然やって来てまた突然去ってしまうのか、その理由はわかっていません。私は『轉法輪』という本を読んだことがありますが、この本には非常に明確に説明されて、空間の転換についても説明されています。さらに現在、中国共産党はいまだに法輪功を迫害しています」と言いました。私はその先生に「少なくとも3800人以上の人が迫害されて亡くなり、少なくとも6万5千人の法輪功修煉者が生きたまま臓器を摘出されました。現在、江沢民を告訴するための告訴状はすでに10万通以上に達しました・・・」と法輪功の真相を伝えました。最後に、その先生に仮名を作って三退してもらいました。
大学生に真相を伝える
バスに乗るとよく大学生に会うので、大学生たちに話す時はいつも、「あなたたちは哲学を学んだことがありますか?」と聞きます。すると相手は「あります」と言います。その後「哲学では、物質が意思を決定する、と言いますが、それならあなたは毛沢東が占った『8341』というのを聞いたことがありますか? 当時、毛沢東が占った後、誰もその数字が意味するものがわからず、毛沢東自身もわかりませんでしたが、毛沢東の死後、人々はみな理解しました。なんとそれは、毛沢東は83歳まで生き、在位が41年、という意味だったのです」と言います。そして、貴州省にある蔵字石のことを伝えてから、法輪功が迫害されていることを伝え始め、さらに三退を勧めると、普通はそれで三退してくれます。
労働者や農民に真相を伝える時は
労働者に対しては中国共産党の役人の腐敗の問題が話しやすいのです。工場がつぶれてしまうのは、役人の汚職がもたらしたもので、多くの労働者がレイオフ(失業)されたので、労働者たちは社会に対して不満を持っています。腐敗の問題に触れれば、労働者たちは共感するのです。続いて、周永康などの腐敗の話に触れた後、法輪功が受けている迫害の真相を伝えれば、容易に受け入れてくれるのです。
大多数の農民は教養があまり高くなく、生活は苦しいのですが、真相を理解すればすぐに三退しますので、真相を伝える切り口を見つけるのは比較的簡単です。たとえば、窓の外に広がる田畑の作物を見て「今年の作物はよく育っていますね」と言えば、相手はあなたに「そうですね、悪くないです」と答えるはずです。「人々の生活は天候に左右されますよね! だから、天気が悪ければ飯の食い上げになりますよね」と言えば、相手は「そうですね!」と言うでしょう。「しかし、人々が飯の食い上げになれば、あの官僚も飯の食い上げになります。なぜなら官僚たちの生活もあなたたちの農作業にかかっているからです! 以前、農民は小隊の中で仕事をし、一年中仕事をしてもいくらもお金は残らず、それどころか逆に損になっていましたよね! 私たちは家で子供を養わなければならず、現在、子供を大学にあげるには多くの金が必要です。それに対して、中国の汚職官吏たちはとても恵まれています! 周永康などは凍結された資産が900億元もあったそうです。曾慶紅の資産は600億元以上で・・・」と言えば、相手は「お金はみんな彼らに使われてしまった」と言うでしょう。「さらに、江沢民は法輪功を迫害し、そして国民総生産の4分の1が迫害を行うために使われてしまったのです。しかし現在、法輪功は迫害されても倒れておらず、それどころか100以上の国と地域に伝えられています。中国共産党だけが法輪功を迫害しており、不当に連行されて迫害により亡くなった人は3800人以上にのぼり、生きたまま臓器を摘出された人はすでに6万5千人にのぼります。どう思われますか? これでも天が中国共産党を解体しないと思いますか?」と話し、さらに蔵字石の例を伝えます。このように伝えれば、たいていは三退してくれます。
もちろん、真相の伝え方には多くの事例があり、一つ一つ説明しませんが、真相を伝えるための切り口を見つけ、自分の思い通りに臨機応変に伝え方を変えれば、真相を明確に伝えることができ、聞く人を心服させ、喜んで三退してくれます。もちろん、他にも真相を伝えた事例は伝えきれないほどありますが、もうこれ以上は取り上げません。
二、真相をはっきりと伝える中で心性を向上させる
真相を伝える中で、絶え間なく心性が向上するという側面があります。私の経験によれば、人に真相を伝える時、相手があなたを相手にしなかったり、あなたから離れてしまったり、相手が聞くに堪えないような話をしたり、あなたを脅したり、相手が警察署へ行ってあなたに濡れ衣を着せたり、職場はどこだなどと聞いてきたり、多くの妨害を受けますが、あなたはこの問題をどのように考えますか。実は、これによってあなたの心性を向上させなければならないのです。
私はよく覚えているのですが、ある時期、真相を伝えるといつも「あなたはどこで働いているんだ?」と聞かれることがありました。私は自分が警官だと言いたくない時があり、その時は「交通局で働いています」と言いました。しかし、まさかその後「交通局で何をしているんですか?」と聞かれるとは思っていませんでした。私は言いたくはなかったのですが、うそを言うわけにもいかず「警察署で働いている警官です」とその人に教えるしかありませんでした。その人は何も言いませんでした。それ以降は、誰かが同じように質問して来た時は「私は警官で、○○公安局で働いています」と答えるようにしました。そうすると、恐怖心が取り除かれて心性が向上し、すべてが解決しました。
実際、警官として真相を伝えるからこその利点もあるのです。ある時、暴力団のような男性に真相を伝えた時、この人は手に2台の携帯電話をもち、剃った頭はいかにも暴力団っぽく、その人にたくさん真相を伝えましたが、三退しませんでした。その人は「あんたは何の仕事をしているんだ?」と聞きました。「私は公安局で働いており、○○の仕事をしています。これで脱退してくれるでしょう?」と言いました。すると、その人は「脱退します! 脱退します! それと飯を食わせてください」と言いました。
ある時、真相を伝えている時、真相を伝える切り口が見つからなかったので、直接「少年先鋒隊に入ったことがありますか」と聞きました。すると、その人は「そんなことを聞くな、向こうへ行け!」と怒りだしました。私は驚いて黙りこくってしまいました。しばらくしてから「修煉とは人心を取り除くことだ!」と思いました。それからは、このような人に会っても恐れなくなり、すぐに他の人に真相を伝え始めると、私を脅した人は横目で私を見ていました。それでもその人を恐れずに他の人に真相を伝えていると、真相を伝えた人はみな三退しました。
またある時、バスの中で真相を伝えていると、相手は警察署に電話しました。私が冷静さを保っていると、その人は先にバスを降りてしまいましたが、警察署から来た車でバスが止められることもありませんでした。私は「これは師父の慈悲深い保護だ!」と思いました。
またある時、バスは満員で座る席がなく、私は立っていたので、そばに座っていた男性に真相を伝えました。すると突然その人は怒りだし、立ちあがって「あなたの話は聞かない! 私に話すな!」と叫びました。私は「何を叫んでいるんですか? 私が誰だか知っていますか? あなたに良い話をしようとしているのに、あなたは聞こうとしないなんて! 言っておきますが、あなたにまた会ったら、私はやはりあなたに話をしますよ」と、とても静かにその人に言いました。すると、その男の人は黙りこくってしまいました。
大法弟子として軟弱であってはならず、こういったことも真相を伝える中で、心性が絶え間なく高まって行く中での結果なのです。この人を叱責した後は、再びこのような事に遭うことはありませんでした。
基本的に、私は警官の制服を着ている時は真相を伝えませんでした。しかし、後になってこの考え方は間違っていると悟りました。ある日、市に研修に行った時のことで、タクシーに乗りましたが、制服を着ていたので、最初は運転手に真相を伝える気はありませんでした。話しているうちに真相を伝え始め、最後に運転手は三退しました。それ以降、制服を着ている時でも、適当だと判断すれば普段と同じように真相を伝えました。たとえば、駅で勤務していた時、真相を伝えられそうな人がいれば伝えました。そして、思い切って駅の待合室へ真相を伝えに行き、何もなければ旅行客と話し、おしゃべりを始めれば真相も伝えやすくなりました。
正月勤務の時は人が多く、どこに行っても人で、毎日真相を伝え、三退を勧め、あの時は本当に多くの人が三退しました。駅での勤務の時は、いつも顔を合わす労働者にはみな三退してもらいました。ある人を三退させるのは少し骨が折れると思っていたのですが、なんとあっという間に、その人は三退してしまいました。つまり、人を救う時に何らかの観念を持ってやってはいけないということです。
三、バスの中で真相を伝えるには、多くの切り口がある
単刀直入に
法輪功の真相を話し始めた時、私は単刀直入に「あなたは学生の時に少年先鋒隊に入りましたか?」と聞いていました。その人が「入ったことがあります」と言えば「『三退』すれば平安が保たれることを聞いたことがありますか? 『三退』とは共産党、共青団、少年先鋒隊を脱退することです!」と言いました。続いて真相を伝え始めると、普通は受け入れてもらえました。しかし、一部の人はまったく受け入れてくれず、話をしても相手にしてもらえず、また一部の人は「私に話さないでくれ」と言いました。しかし、多くの人が真相を受け入れてくれました。私は今でも時にはこの単刀直入のやり方を行うことがあります。
天候の寒暖や変化を切り口にする
天候の情況、たとえば寒暖の変化、霧が立ち込めていたり、雨が降っていたり、雪が降っていたりといった状況や、快晴だったり曇りだったりといった状況の変化で天意を示し、真相を伝え始めます。たとえば寒い日は「あ~、寒いですね! 今のこの寒さは正常なんですかね!」と話します。すると、ある人は正常だと言い、またある人は正常でないと言います。「寒いのは寒いでしょう、これは天意ではないでしょうか? 誰であろうと寒い日を暑い日に変えたいと思っても変えられず、誰であろうと自分の運命を変えられないのと同じではありませんか?」と言えば、相手は「そうですね」と言うでしょう。私はまた「毛沢東をみた占い師は『8341』と占いました。彼が死んでから人々はやっとわかったのですが、83歳まで生きて在位が41年という意味だったのですが、正しくないですか! とても正しいですよね。さらにいうと、私の家は元々XXという姓ではなく、後になって占い師が占ったのは、私の家の姓は○○、ということだったのですが、実はおじいさんがひいおばあさんの養子になり、ひいおばあさんの姓がXXだったので、それにしたがってXXという姓になったのです」と言います。すると相手はもう信じていますので、貴州省の蔵字石のことを伝えてから真相を伝え始めます。これで普通は三退してくれます。
またある人は予言を非常に強く信じており、その人は予言のことを非常に聞きたがります。その時は、毛沢東の「8341」の予言を話し「唐の時代の推背図の予言では、図の中に21個のリンゴが描かれていますが、四つ目がないでしょう。唐の時代には実際には21人の皇帝がいましたが、4人目は女帝の武則天でした」と話します。これで相手が信用した時、さらに宋の時代の邵康節の梅花詩のことを話し、それから法輪功のことを伝え、さらに伝えて行けば、相手は「三退」します。
自然災害と人為的な災禍は因果応報である
災難に関しては「現在の社会は災難がとても多いですよね! おととし、xx県で洪水が発生した時、多くの人が家ごと流されて、家も人もなくなってしまいました。一つの物語を話しましょう。清の時代に洪亮吉という役人がいて、勇敢にも嘉慶帝に直言したところ、ある日、嘉慶帝は洪亮吉を捕まえました。すると突然大干ばつになり、人々が雨乞いしても全く雨が降らず、嘉慶帝は『私のどこが間違ったのだ、天はなぜ雨を降らせないのか!』と、思いました。古代の皇帝は天子と呼ばれており、それは天の息子という意味ですから、皇帝が悪いことをした、と天意がこのように警告していたのです。嘉慶帝は『私は洪亮吉を捕まえたが、私が間違っていた』と思い、その後、嘉慶帝は詔書を書いて洪亮吉を釈放すると、その後、天は3日間恵みの雨を降らせたのです。よく考えてみてください。古代の皇帝でさえ自分が間違ったことをすれば、皇帝自身が反省しなければならないのに、今の共産党は間違ったことをして反省していますか? 逆に自分たちが偉大で、正しいと思っており、法輪功を迫害していることについてもそうなんです」と伝えてから、真相を伝え始めます。普通の人はこれで三退を選択します。
因果応報のことから話す場合ですが、1日バスに乗っていて、隣に座った旅行客に真相を伝えた時は、その旅行客が「畑の農作物は肥料をやりすぎている」と言ったので、私は「あなたはxxxを知っていますか、彼は釣りえさの代わりに水の中に爆弾を投げ込んで、○○地方の30センチ以上の魚はみな爆弾で死んでしまい、最後には彼の手も爆弾でけがをしたという話を聞いたことがありますか? これはさっきあなたが話されたように物事をやりすぎる、ということのたとえで、肥料をやりすぎるのと同じで、何事も行き過ぎるのはよくないということです。今、江沢民についていえば、法輪功を学ぶ全世界の人が江沢民を訴えていますが、なぜ江沢民を訴えるのでしょうか? 江沢民が法輪功を迫害する時に法律を守っていないからです。命令を下し、中国共産党と結託して法輪功を迫害し、アジア地域では江沢民を告発した人は35万人に上りました。台湾では18万人いました。香港でも法輪功が江沢民を告訴することを2万人の人たちが声援を送riました。江沢民は法輪功を迫害する中で、『天安門焼身自殺』というわなを仕掛け、真・善・忍を修煉する多くの良い人を傷つけたので、現在、16万人の法輪功を学んでいる人が江沢民を訴えています」と言いました。この後に真相を伝えれば、普通はこれで三退します。
携帯電話で真相を受け取ったことや、真相紙幣を切り口にする
今は携帯電話を使う人が多く、ほとんどすべての人が携帯電話を持っています。ですから、バスに乗っている時、隣の乗客に携帯電話を見せて「携帯電話で法輪功の真相電話を受けたことがありますか?」と言ったり「法輪功修煉者が送った『三退をすれば平安が保たれる』という知らせを受け取ったことがありますか?」と言ったりします。これで普通はあなたに返事をしますが、中には黙り込んでしまう人もいますが、こういう人はとても少ないのです。相手が返事をすれば、真相を話し始めることができます。また、音楽を聴いている人の場合ですが、携帯電話で音楽を聴いている人は多く「ちょっとすみません、何の音楽を聴いているんですか?」と聞くか、そうでなければ直接「小さい頃、学校に行く時に赤いスカーフを巻いていましたか?」と聞きます。このように話しかけてから真相を伝え始めます。
また、バスに乗っている時に、切符を買うためのお金を探しながら真相紙幣を出して「見てください、お札に法輪功の知らせが載ってますよ!」と言って、他の人に見せます。そして、その人に真相を伝え始めます。
周囲の人と物をすべて切り口にする
また、絵を習っている人に会った時は「どのような人が描く絵が素晴らしい絵といえるのか、知っていますか? 世界各地で真・善・忍の絵の美術展がたくさん開かれており、すばらしい絵ばかりです。法輪功修煉者が迫害を受けた状況を反映していて、高い評価を受けています。それらはすべて法輪功修煉者が描いた絵ですが、知っていますか?」と聞き、真相を伝え始めます。
バスで手に数珠をもっている人に何人かあったことがありますが、ほとんど三退しました。ある時、手に数珠をもっている人に会ったので「あなたの数珠はきれいですね」と言いました。その人は、自分で作ったのだ、と言いました。私は「すばらしいですね。この数珠にどのような意味があるか知っていますか?」と聞きました。その人は答えが出てこなかったので「そうですね」と言いました。私は「吉祥如意(訳注:順調に意のままになりますように)という意味だと思いますか?」と言いました。その人は「そうだと思います」と言いました。私は「今、法輪功を学んでいる人は『三退』を人に教えていますが『三退』とは、党、共青団、少年先鋒隊を脱退することです」と言いました。私は「三退について聞いたことがありますか?」と言うと、その人は「聞いたことがありません」と言いました。私はその人に真相を伝え始め、その後、一緒にバスに乗っていたその人の奥さんも三退しました。その人はとても喜んでいました! 本当に、佛は縁のある人を済度する、と思いました。
ある時、バスの中で座っている人が寝ており、その人が目が覚めた後、「目が覚めましたか? 昨夜はマージャンをやっていて眠れなかったんですか?」と聞きました。すると、相手は「違いますよ。昨日の夜は用事があったんです」と言いました。私は「そうですか、とにかくバスの中でも寝れる時間があるならいいですよね。ずっと眠いままだったらつらいし、気分が良くないですからね!」と言いました。すると、相手はうなずきました。私は「人は眠れないと気分が悪くなりますが、物事がうまくいかないとさらに悲しくなりますよね?」と言いました。このように言うと、相手はあなたを見るかもしれません、そうしたら真相を伝え始めてください。
ある時、バスの中で座っている時、隣の人が窓の外を見ていました。私は「見たところ、農作物はよく育っていますね」と言いました。相手はうなずき、「そうですね」と言いました。「人々の生活は天候に左右されますから、天気が良くないとだめですよね!」と言いました。すると、相手はうなずきました。私は「『西遊記』の中で、一人の長官が上帝を怒らせたので、干ばつがひどくなり雨が降らなくなり、人々が雨乞いをしても雨は降りませんでした。その後、孫悟空が天上へ行き何が起こっているのかを見てみると、天上にラーメンの山と米の山があり、犬がラーメンを食べ尽くし、鶏がコメを食べつくさないと雨は降らないことがわかりました! 孫悟空がこの問題を解決すると、天はやっと雨を降らせました!」と言いました。すると、相手はうなずきました。私は「今、もし天災や人災が起きたとしても、中国共産党は今まで自分が間違っていたと言ったことはないし、これからも言いません! すべて中国共産党が正しいことになってしまいます。もし人々が災難に遭った時、どのようなことが起こると思いますか? もしあなたが過去に少年先鋒隊員だったり、共青団員だったり、中国共産党員だったならば、それは中国共産党の一員ということになるので、災難が起こった時、あなたに直接災難が降りかからないにしても、人々は中国共産党と一緒に災難に遭うのです! 見てください、現在の高官の落ちぶれようを、高官たちに与えられた罪名は腐敗で、実際には、真・善・忍を信仰する良い人を迫害したので、その報いを受けたのです」と言いました。このように話してから真相を伝え始めると、相手は三退します。
子供は時として真相を伝えるための最も良い切り口になります。私はバスの中で、子供のことを手伝いながら三退させたことが何度もあります。最も興味深かったのは、ある日、私の前の列の席に座ったいた婦人が子供を連れていて、その子供が非常にかわいかったのですが、私の隣に座っていた女性が笑いながら、その子供をあやし始めたのです。私はその女性に「あなたたちは知り合いですか?」と聞きました。その女性が「いいえ、知り合いじゃありません」と言ったので、私は「それならきっと運がいいんです」と言いました。その女性は笑いながら「どうして運がいいんですか?」と聞きました。私はこのような話のとっかかりは何度も経験してきているので、「あなたは少年先鋒隊に入ったことがありますか?」と、その女性に聞きました。続けて、その女性に真相を伝えました。最後には、その女性は非常に喜び、少年先鋒隊を脱退しました。
私はいつもある町からバスに乗って県まで通勤するのですが、真相を伝えるいかなる機会も逃したことはありません。ある時、バスに乗っている時に隣の人に「あなたは○○地方から来た人ですか?」と聞きました。その人は「そうです」と言いました。私は「私のおばあちゃんがそこに住んでいて、今はもうなくなってしまったので、私はそのおばあちゃんに会ったことがないんです。あなたたちの村にガラスを作っている親戚がいるんですが、彼女は私の母親の親戚の姪で、彼女の旦那さんは○○というんですが、知っていますか?」と言いました。その人は「知っています」と言いました。このように話しながら真相を伝えました。
ある時、真相資料を持ってきて同僚にバスの中で見せていると、隣に座っている人も一緒に見ていました。そこで私は「これを見てください、これは法輪功の資料の中で説明されていることですが、聞いたことがありますか?」と言いました。このような説明の仕方もあるのです。ある時、江沢民告訴の資料を隣に座っている人に見せると、その人は資料を見た後、喜んで三退しました。
ある時、バスの中で座っている時、車内の人の話を聞くともなしに聞いていたら、ある乗客が自分の病状について話しており、また、ある人は検査の紙を持っており、まるで私に「話してください」と言っているかのようでした。そこで、私はその人たちに、地元で「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を心を込めて唱えて福報を得た様々な人の出来事を伝えました。そして、真相を伝えると、三退しました。
腐敗についてですが、誰であろうと腐敗のことは知っています。腐敗のことから話し始める時は、「周永康の資産がインターネット上で公開されていますが、六つの検察院が凍結した彼の資産は900億です。令計劃の家族の資産は800億です。曾慶紅は600億以上です。徐才厚は16億です。これらの悪徳官吏の金はどこから来たのだと思いますか? 江沢民は法輪功を迫害するために国の4分の1の国力を使ってしまいましたが、いくらになると思いますか? それらはすべて悪徳官吏に使われてしまったのです」と言います。そして、法輪功が迫害されている真相を伝えると、その人たちは三退しました。
不動産市場の暴落のことから真相を伝える時は、私は「中国で建てたマンションについて、海外のメディアが報道しているのですが、30億人が十分に住めるだけのマンションが建っているそうです。中国があちこちに建てたマンションはどこも、だれも住んでいないのですよ! あちこちの地方に建てたマンションは100万人が住めるのに、そこに入って住んでいる人は1万人だけなので、人はゴーストタウンと呼んでいます! その地方でマンションを建てたある不動産の開発業者が私に話してくれたのですが、住宅地区にマンションを建てても十数戸しか売れず、マンションを建てた人は政府から借りた金を返せないでいるのです。政府に未返済の金は数億に上るのですが、とても腐敗しています」と言います。それから、法輪功の真相を伝え始めます。
江沢民を訴える法律的な観点を切り口にする
法律のことから真相を伝えるには、法律を理解していなければなりません。ですから、私はいつも弁護士が法輪功修煉者のために正義の弁護を行った弁護の言葉を見ています。このようにすれば、法律に詳しい人に真相を伝える時にも、人を救う力が増すのです。法律に関しては、私はいつも警官に真相を伝える時に使うのです。なぜなら私も警官なので、警官たちにも真相を伝えるからです。
私はよく覚えているのですが、ある警官に真相を伝えた時、私は「1999年7.20の後、民政部(訳注:日本の総務省に相当)が法輪功を迫害した時、法輪功を違法組織と定めました。その際、民政部は何らかの通達を出しましたが、本来なら、国務院の行政命令に従わなければ通達は出せないはずです。その時、国務院は法輪功に対して何の態度も示していなかったのですが、それなら民政部は違法なことをしたのではありませんか? これは下位の方が上位の方に影響を及ぼしたということなのですが、公安部は民生部の命令に従って六条禁令を通達しましたが、民政部が違法なのですから、公安部ももちろん違法でした。また、最高検察院と最高裁判所はその法律的権利について何ら解釈しなかったので、二つの司法期間は共に違法であったと解釈できます。また、1999年10月に通達が出された邪教に関する規定、いわゆる邪教法には、法輪功という文字は一切書かれておらず、『法に明文化されていない規定は罪ではない』と邪教法に明文化された規定がありました。つまり、法輪功は邪教法には適用されないということです。では、刑法300条はどうでしょうか? 『x教組織を利用して法律を破壊すれば罪にあたる』ことが法輪功修煉者に適用されましたが、法輪功修煉者はDVDやパンフレットやチラシを配っただけで、法律を破壊するような行為はしていません。それなのにこのように不当に処罰されたのでは、中国共産党そのものが法律を守っているとは言えないのです」と言いました。このように話すと、その警官は理解を示し、三退しました。
林業公安局の副局長に真相を伝え三退した。
「诉江案(江沢民のジェノサイド案件)」とは、「控告江泽民的案件(江沢民告訴の運動)」ということです。「诉江案」の方が言いやすく、隣に座った人に「江沢民が法輪功を学ぶ全世界の修煉者から告訴されています。3カ月余りで、16万人の修煉者が彼を告訴しました。これは本当に歴史的な壮挙です! どこに元国家元首がこのように告訴される国があるでしょうか?」と言いました。このように話してから法輪功の真相を伝え始めると、その人は三退しました。しかし、現在行われている江沢民告訴の運動は、人々にあまり知られていません。たまに江沢民告訴の運動のことも伝えますが、あまりうまく伝えることができません。
上に挙げたこれらの切り口は固定していて変わらないものではなく、いろいろな内容を挟みながら伝えてもよく、話しながら別の切り口から真相を伝えてもよく、臨機応変に運用すれば、必ずうまく運用できるはずです!
四、バスの中で真相を伝える時の注意事項
以上は、私個人がバスの中で真相を伝えた経験ですが、もし他の人も行いたいのであれば、その人なりのやり方があるはずです。しかし、一つだけ注意事項があります。他の席が空いているのにわざと人の隣に座ってはいけません。私はいろいろなやり方を試しましたが、このやり方はうまくいきませんでした。もちろん、人によって心性の基準は様々ですから、私以外の人が行なったらうまくいくかもしれません。バスに乗った時、空席がたくさんあれば、できるだけ空席を選んで座るべきです。こういう座り方が常人の習慣にかなっており、縁のある人が乗ってくれば、自然にあなたの隣に座るはずです。そのとき真相を伝えればいいのです。
11年間、バスの中で真相を伝えてきた中で、うれしいこともあれば、後悔したこともありました。うれしかったことは、多くの人を三退させることができたことです。そして、後悔したことは、多くの人に対して真相をうまく伝えたにもかかわらず、三退しなかったことで、そのような時は、悲しく惜しまずにはいられませんでした。真相を伝える中で、まだ伝えきれない多くのものがありますが、少しずつそれを突破していかなければなりません。
私は努力して自分を着実に修めるのと同時に真相を伝えてきましたが、ままならないところが多くありました。修煉する中で絶え間なく成熟し、絶え間なく自己を向上させ、自分の不足を取り除いていけば、だんだんとよくなっていくはずです。人類の大災難の前に大法修煉者が真相を伝え、大災難の後も残ることができ、すばらしい未来が訪れることを、私は希望しています。
慈悲で偉大なる師父に感謝いたします! 弟子はさらに精進し着実に修煉して、多くの衆生を救い、師父の慈悲な済度に報いたいと思います!
(明慧ネット第12回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)