遼寧省丹東市の学習者2人を罪に陥れた案件が返却される
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 【明慧日本2017年7月1日】遼寧省丹東市の法輪功学習者・趙雪景さんは、今年5月12日の昼間、誕生日ケーキを買った後、尾行されていることに気づいた。当日夜、他の学習者・孫立豪さんと店の近くで法輪功の文言が書かれた紙を貼り付けた時、市公安局国保(法輪功迫害の実行機関)関係者に身柄を拘束された。警官らはすでに趙さんを1年以上も尾行していたと言い、2人のボディーチェックをした時に、探し出した2人の家の鍵でそれぞれの家に侵入し、趙さん宅のプリンター1台、法輪功の関連書籍数十冊、法輪功の資料、孫さん宅の『轉法輪』1冊および法輪功の資料十数冊を押収した。

 当日夜、2人は市八道派出所に送り込まれ、1人の警官は趙さんに臓器提供を勧めた。翌日午後5時、2人は市金固留置場に拘禁された。

 孫さんの家族の情報によると、連行の当日、八道派出所の関係者は7日間拘禁した後に、解放すると言った。しかし、7日後、家族が派出所を訪ねた時、孫さんは国保の決定によって、刑事拘禁に変更されたという。

 5月26日、家族は2人を罪に陥れる案件が、市元宝検察庁に提出されたことを知った。

 6月27日、孫さんの家族は検察庁を訪ね、案件はどの部門にあるのかと聞いたところ、公安局に返却したと言われた。

 趙さんと孫さんは法輪功を学んでいるとの理由で、かつてそれぞれ懲役7年と、懲役3年の不当な判決を宣告されたことがある。今回は、法輪功の資料を貼り付けただけで拘禁された。

 市公安局に案件が返却された機会を利用し、直ちに2人を解放し、賢明な選択をしていただきたい。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/6/29/350385.html)
 
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