遼寧省の不当判決された学習者 法曹関係者を告訴
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 【明慧日本2017年9月17日】遼寧省丹東市の法輪功学習者・孫忠仁さんは、先月28日、振興区裁判所に刑事告訴書を提出し、同時に案件にかかわる法曹関係者が、孫さん夫妻に不当な判決を宣告した違法行為を訴えた。

 2013年1月25日、振興区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)は突然孫さんの自宅に侵入し、パソコン、法輪功の関連書籍などの家財を押収した。孫さんと妻の範玉琴さんは、市繊維派出所に連行された。妻はショックのあまり、血圧が200mmHg以上に上り、一時出所できた。一方、孫さんは区検察庁に起訴された。区裁判所は2014年4月1日に法律の実施を破壊したという罪名で、孫さんに懲役4年の不当な判決を宣告した。2014年11月5日午後5時ごろ、区の国保、丹東桃源派出所の元警官は、万能鍵で範さん自宅のドアを開け、範さんの身柄を拘束し、懲役3年の不当な判決を宣告した。

 孫さんは告訴書には、丹東の法曹関係者は何も犯罪事実がない状況下で、2人を立件したこと、さらに証拠と罪名は関係がないまま、不当な判決を宣告されたこと、さまざまな手続き上の法律を犯していることを言及した。

 刑法第300条第1項によると、判決書に何も証拠がない場合、孫さんにはその法律を実施させない権利があるという。

 孫さんは瀋陽の刑務所において、信仰の放棄を強いられ(憲法第36条に違反)、家族との面会や電話による通話ができない(刑務所法第14条違反)し、ほかの囚人に監視され、心身ともに大きなダメージを与えられたという。

 孫さんは法曹関係者が刑法、刑事告訴法、警官法、検察庁法、裁判官法に違反し、国民の権利を侵害し、職権を乱用したことを告訴したと指摘した。その目的は法曹関係者の善念を呼び覚まし、人権を破壊する道具になってはらず、法輪功学習者への迫害をやめさせ、妻の範さんの冤罪を晴らし、直ちに解放されることにある。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/9/2/353271.html)
 
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