【明慧日本2017年9月16日】遼寧省丹東市の法輪功学習者・孫立豪さんの家族は今月6日午前、詳細を聞くために元宝検察庁を訪ねた。警備員が関係者に電話をかけたところ、案件は再び公安局に差し戻されたことが明らかになった。
孫さんは市公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の動向が気になる。
市公安局国保大隊は学習者を不当に連行
学習者・孫立豪さん、趙雪景さんは今年5月12日、デパートの近くで法輪功の文言が書かれた紙を貼り付けた時、国保大隊の関係者に身柄を拘束され、家財を押収された。
当日夜、2人は丹東八道派出所の警官に取り調べられてから、金固留置場に拘禁された。趙さんは拘禁された結果、血圧が180に上ったにもかかわらず、解放されなかった。
検察庁は証拠不足で案件を差し戻す
今年6月27日、検察庁は証拠不足で孫さん、趙さんの案件を公安局に差し戻した。
八道派出所の所長「やったのは国保大隊だ」
家族は案件が差し戻されたことを聞き、八道派出所の所長・王立軍を訪ね、孫さんの解放を求めた。家族は「新聞出版社は、2011年に法輪功書籍の出版禁止令を撤回しました。『警官法』によると、警官でも間違って法律を執行した場合は、その責任を追及されるべきであると定めています。ぜひ、事の是非をはっきり区別し、法輪功への迫害をやめていただきたいです」とお願いした。しかし、王は「私たちがやったのではない。市国保大隊がわれわれの所を借りてやったことで、やったのは国保大隊だ」と答えた。
過ちに固執する公安国保大隊
7月20日、公安局は補足の捜査を行い、再度案件を検察庁に提出した。
検察庁は再び案件を差し戻し、公安国保大隊の今後の動向は?
現在、孫さん、趙さんを罪に陥れる案件は再び検察庁に差し戻された。市公安国保大隊は2つの選択肢を迫られている。江沢民グループに追随して悪事を働くのか? それとも法律に従い、憲法の権威を守るのか?
法輪功学習者は無罪で解放される情報を待っている。これこそ、法曹機関者が公正に法律を執行した証である。