衆生を救うことに より一層励もう!
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文/中国大陸の大法弟子

 【明慧日本2017年11月9日】最近、同修たちと交流するとき、ある問題に気づきました。多くの同修は迫害がいつ終わり、どのような形で終わるかを頻繁に議論しますが、いかに残り僅かの貴重な修煉の機縁を大切にして自分を良く修め、より多くの衆生を救うことができるかをめったに口にしません。

 個人的には、これが生命の「利己心」の直な表れだと思います。こんなに強い人心を持っていて、終わりの時期が本当にやって来たとき、私たちのどれほどの衆生が淘汰されてしまうでしょう!

 このことに関して、師父はこのように話されています。「修煉がよくできていなければ、多くの生命が淘汰されます。あなたが圓満成就するとき、元に戻るとき、当初あなたに無限の希望を託した生命の多くが淘汰されたことに気付きます。そうなると、この宇宙大穹の中で、あなたが代表している天体は破損していて不完全なものになり、無数の衆生が淘汰されるかもしれません」[1]

 終わりを期待することに言及しましたが、私が知っている限り、多くの人はいくつかの「根本的な執着」を持って世に降りてきたのです。正法修煉の中で、これらの根本的な執着は徹底的に取り除かれておらず、ただ「圓満成就と終わりへの期待」に一時的に覆い隠されているだけです。彼らが切望する迫害の終わりの時期や形がなかなか現れてこない時、彼らは失望して不満になり、甚だしきに至っては修煉し続ける自信を失って人間に陥り、自ら抜け出すことができなくなってしまいます。

 修煉の中の人間として、人心を有することは避けられません。肝心なのは、修煉の過程で私たちは真にそれらの良くない要素を取り除いたかどうかにあります。

 人間社会で法を実証する時間があとどれくらいあるかは別として、私たちは厳格に師父のお話に従い、成し遂げるべき使命を全力で完成していくならば、それで十分です。

 時間が限られていて、精力にも限りがあります。すでに多くの遺憾が残されています。法を実証する残りの道のりにおいて、いかにより良く衆生を救って法を実証していくかを思案するのが、私たちが今すべき一番大切なことです!!

 個人的な体得ですが、皆さんのご参考になれば幸いです。

 注:
 [1]  李洪志師父の著作: 『北米での巡回説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/11/5/356360.html)
 
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