「法輪大法は素晴らしい」の一言が老いを感じさせない
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文/河北省の大法弟子  

 【明慧日本2020年9月1日】

 90代の超高齢者の物語

 
私が居住している所から10キロ先に、ある小さな村があります。その村では5日ごとに市場が開かれています。あるとき、私は法輪功迫害の実態に関する資料を持って電動自転車で、その村の市場に向かいました。

 市場に着いてから、約1時間ほど資料を配りました。帰り道に屋根の下に1人の高齢者の姿を見かけました。私は電動自転車に乗ったまま、5メートル程過ぎたとき、もしかすると、この高齢者はまだ法輪功のことを知らないかもしれないと思い、その高齢者の所まで戻りました。

 私は、すぐに「おばさん、法輪功迫害の実態を知っていますか?」と聞きました。すると、この高齢者は「よく知っています。10年前から知っていましたよ」と答えました。この高齢者は「私は、90歳(日本では、90歳以上を超高齢者と区分している)です。こんなに元気になったのは、法輪功を信じているからですよ!」と言いました。

 私は、元気そうな超高齢者を見て、びっくりしました。とても90歳には見えず、70代にしか見えませんでした。

 この人は「10年前に誰かが『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を常に念じれば、身体が健康になると教えてくれました。その時から、私は毎日この言葉を唱えるようになりました。私は近所付き合いが少ないために暇な時は、必ずこの言葉を念じています」と言いました。

 さらに「本当に不思議です。 薪を集めに行って1束の薪を縛り、心の中で『法輪大法は素晴らしい』と言うたびに、軽々と1束の薪を背負って立ち上がることが出来ました。それに、誰かが後ろで上に引っ張り上げたような気がしました」と言いました。

 「今は様々な信仰がありますが、私は法輪功だけを信じていますよ!」と言って、私に親指を立てながら、私の反応を伺っていました。私が理解できないことを心配して「その意味が分かりますか?」と尋ねられました。「おばちゃん、私もよく分かっていますよ」と言うと「自分が信じているものこそ、最高のものです」と付け加えて言いました。

 「あなたは私の家の前に来たのだから、家にどうぞ」と勧められました。私は、好意を断ることが出来なかったため、一緒に庭に入りました。

 庭に入ってみると、5棟の平屋がずらりと並び、外壁はタイルで飾られていました。東側の棟は息子さんが住んでおり、西側の2棟に高齢者が住んでいて、息子さんの家とは壁で隔てられていて完全に独立していました。私は「おばちゃんは自分で料理をするのですか? 息子さんと一緒に食べるのでうか?」と聞いてみました。すると、食事は自分で作っているそうで、何年も前からそうしているそうです。

 この高齢者の部屋の中は、布団がきれいに畳んであり、 台所も整理整頓されていて、全く散らかっていませんでした。

 高齢者が私を送り出すとき、家の北側に植えられたネギを見ました。「このネギを見てごらん。とてもよく成長しているでしょう。私の息子が溝を掘ってくれたので、自分でネギを植えました。ネギをどうですか、わけてあげましょうか?」と言われ、私は「おばさん、大丈夫です。家にもあります」と言いました。

 初めて出会ったのですが、私を自分の身内のように扱ってくれました。私は法輪大法の修煉者であり、おばさんは大法の支援者で、受益者でした。

 おばさんは「いつでも家に来ていいですよ、市場に出かけたときに雨が降ったら、必ず家に立ち寄ってちょうだい」と言ってくれました。

 帰り道で私は自転車をこぎながら、なんと幸運なお年寄りでしょう!  私は大法の福音をもっともっと多くの人に知ってもらいたい、と心から願いました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/28/410226.html)
 
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