オーナーは「中国共産党を打倒せよ」と叫んだ
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2020年9月2日】街の市場に精肉店があります。ここの女性オーナーは明るい性格で、いつもニコニコして暖かく人と接しています。大法弟子は肉を買いに行った時、皆はここで法輪功真相が書かれた紙幣をよく使っています。オーナーはお金を確認せず、紙幣を受け取ったらすぐに使い回してくれます。なので、この精肉店はますます商売が繁盛していました。

 武漢肺炎が蔓延後、私は肉を買いに行った時、オーナーに「三退」のことを勧めました。私は「この武漢肺炎は中共ウィルスです。中国共産党(以下、中共)のためにやって来ました、天は中共を滅ぼすので早く共産党の組織から脱退して、この武漢肺炎から離れて、身の安全を守りましょう」と話しました。オーナーは「私は学生時代に中共の組織に入ったことがありません。あなたの話したことは素晴らしいです。まったくその通りです」と言いながら、右手を挙げて「中国共産党を打倒せよ」と叫びました。当時は買い物客のピークの時間帯で、肉や野菜を買う人達がたくさんいて、皆がこの心に響く声を聞きました。この「中国共産党を打倒せよ」という言葉は、多くの中国人の心の声を現していました。

 あるリサイクル店のオーナーは70代の河南省の人です。住んでいる所は雨宿りもできないくらい大変悪い場所です。オーナーは法輪功の真実を聞いたあと、少年先鋒隊から脱退しました。しかし、オーナーの息子と嫁はなかなか脱退を勧めても聞く耳を持たず、正月前に再び三退を勧めた時に、堅く拒否しました。しかも、息子は「私は4年間軍人を勤め上げ、共産党員だ。今の会社がいかにいいか、これからもXX党のお陰で昇進し、一家を養うことを望んでいる」と言いました。私は「お兄さん、命は自分のものであり大変尊いものです。ここに法輪功の資料を置いて行きますので、あとでゆっくり読んでから、脱退するかしないかを自分で選択してください」と言って、帰りました。

 年が明けてから、武漢肺炎が猛威を振るう中、我が地区も封鎖されました。解除後に、私は再び三退を勧めにオーナーの息子の所に行きました。「お兄さん、武漢肺炎は大変怖いものです。人間の命は尊いものですが、ウィルスの前では人間はどうすることも出来ません。武漢だけでも多くの人が死にましたし、たったの3カ月で全世界の170カ国まで広がりました」と言うと、彼はネットの情報を見て、「今は190カ国にまで広がっていますよ」と訂正してくれました。私は「お兄さん、あなたは両親がいて子供もいるし、商売もしないといけないし、自分も稼ぎながら一家を養わなければいけません。共産党の組織から脱退すれば身の安全を保証できるし、これこそ大事なことです。これこそ賢い選択ですよ。共産党から離れることはウィルスからも離れることです」と言うと、「僕はすぐに脱党します。今すぐに脱党する」と彼は言いました。

 そのとき、彼はしゃがんで筆で字を練習していました。最後の文字は「後福」(後に幸せが来る)でした。私は「大きな災難に遭いながら命を取り止めれば、将来は必ず幸せが来ます。この後福の名前にして脱党しましょう」と勧めました。彼は感激して「私はすぐに脱党します。前回もらった資料を読みました。今も保存しています」と話しました。帰る前に私は『明慧週刊』と大法のお守りを渡しました。彼は感謝しながら受け取りました。最後に私は「大法の師父が人を救い済度しておられます。ご一家の幸福と平安をお祈りします」と言って、帰りました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/25/409495.html)
 
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