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北京:法輪功修煉者・郎東月さんは4度の労働教養で不法に迫害される

(明慧日本)北京の法輪功修煉者・郎東月さん(40歳女性)は、自らが信奉する「真・善・忍」を堅持したため、4度も不法に労働教養を強いられた。馬三家労働教養所で多くの拷問を受け、2009年7月に家に帰された時、郎さんは非常に痩せこけており、両手は麻痺して、自立した生活ができなくなっていた。

 郎さんは4度も不法に労働教養され、そのうち北京女子労働教養所に3度拘禁された。4度の不法労働教養のうち最初は1年で、2度目は1年半、3度目と4度目に2年半の懲役を受けた。その後、ずっと「転向」を拒否してきたため、さらに馬三家労働教養所へ1ヶ月の不法監禁を加えられた。こうして7年にわたり、理不尽な罪を着せられた。釈放された現在、郎さんは一人で方々を放浪し、生活困難になっている。

 郎さんは、肉体的・精神的に非人道的な迫害を受けてきた。2002年4月深夜1時ごろ、警官・焦学先(三大隊大隊長)と霍秀雲は施設の廊下にあるすべてのドアに鍵をかけた後、6人の受刑者に指示して、郎さんを迫害させた。郎さんを裸にし、殴る蹴るの暴行の後、さらに性的虐待を行った。膣の中に歯ブラシを乱暴に刺し入れて激痛を与えた。焦学先はハイヒールで、郎さんの全身を踏みつけたり蹴ったりした。さらに、郎さんの裸の体に、法輪功を侮辱する汚い言葉をたくさん書いた。

 2007年1月、北京の公共バスに乗っていた郎さんは不法に連行され、延慶拘置所に拘禁された。手枷と足枷をかけられた郎さんは、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と口にしたが、やってきた麻薬犯の受刑者2人にズボンを脱がされ、雑巾を口に塞ぎ込まれた。そのうえ、手足を押し付けられて、冷たい水をかけられ凍えさせらされた。1ヶ月後、所長の「片付けた後、もう釈放だ」という話に不信感を持った郎さんは、書類のサインを拒否した。そしてまた「法輪大法は素晴らしい」と訴え続けた。担当警官はカッターナイフで彼女の10本の指を刺して血まみれにさせた。このようにされても、ますます意志が強くなる郎さんは牢獄に監禁され、さらに1ヶ月間の禁錮刑と拷問を加えられた。

 郎さんは北京大興味調遣署へ移送された当時、警官はスタンガンで郎さんを苦しめた。しかし、郎さんは迫害に屈しないため、男性受刑者を用意した。

 迫害されてもいつものように「法輪大法は素晴らしい」と訴える郎さんに対して、警官は床拭きの雑巾を口に詰め込んで、真冬にドアを開けっ放しにした部屋へ押し込み、体を凍らせた。警官・付文奇は麻薬犯の受刑者に指示して、彼女を裸にさせ、泥水で濡れた汚い床に押し付けて腕や足を殴らせ、目を雑巾で覆い隠して口を抉じ開けて強制濯食させた。それでも屈しない郎さんは「法輪大法は素晴らしい」と絶えず言い続けた。警官は大量の水を郎さんの喉から流し込み、腹を膨らませ、また口から水があふれ出した。さらに、足に合わない小さい靴を無理やり履かせ、歩かせた。

 大量の水を飲まされたふくらんだ郎さんのお腹を受刑者が強く蹴り、また別の1人が郎さんを動けないよう床に倒し、足で踏みつけた。それでもまだ「法輪大法は素晴らしい」と大声で叫んでいた郎さんは、警官に頭上から大量の冷水を浴びせられた。

 どうしても屈しない郎さんは、最もひどく法輪功修煉者を拷問する10班へ移された。北京女子労働教養所の攻堅隊(専ら法輪功修煉者を迫害するチーム)から悪名高い受刑者・薛梅と馬強を呼んできた。警官の付文奇は彼らに、郎さんを集中的に迫害するよう指示した。その悪人らは最初から郎さんに食べ物と水を与えず、トイレに行くことや寝ることを禁じ、少しでも寝そうになると冷たい水をかけて起こした。

 こうして、迫害はエスカレートしたが「転向」の傾向が見えないので、さらに郎さんは施設の4階へ移された。大隊長・張冬梅は引き続き悪人を駆使して郎さんを迫害し続けた。口に生理用ナプキンを詰め込み、それだけでは足りずトイレから持ってきたナプキンも入れた。また服を着せず、冷たい水をかけ、郎さんの全身は紫色になった。

 こうした迫害を1年半も続けられたが、郎さんは絶対に「転向」することはなかった。2008年オリンピック期間中、「転向」せず信念を堅持する法輪功修煉者を各地へ移送した。郎さんは、遼寧馬三家労働教養所に移された。

 馬三家労働教養所の警官は「言うことを聞かないと、北京で見たこともないような刑具で攻めてやる。これで屈しないはずがない」と脅した。鉄製の丸形の「開口器」をそのままに口の中に突っ込み、中で無理やり広げ、悲鳴が高まるほど口をますます広く開けられる。顎が外れるまで続けることもあり、食べることもできなくなる。「開口器に二つのフックが付いていて、一旦それをつけられたら、きつくなる一方だ」と脅した。その後、郎さんも開口器で大変苦しめられた。

 まだ「上大挂」の拷問も彼女に加えた。「上大挂」とは、高さ2メートルほどの二つの鉄製ベッドに、手と足をそれぞれのベッドに縄で縛りつけられる。そして二つのベッドを反対方向に、四肢の限界まで引っ張る。この間、寝食も大小便も許されない。郎さんはこの拷問によって腕がちぎれそうになった。さらにスタンガンで電撃され、髪は引っ張られ、殴る蹴るの暴行をされ、ひっきりなしに平手打ちをされた。

 かつて、郎さんと同じ牢にいた呉葉菊さん(法輪功修煉者・50歳・遼寧撫順出身)は死人ベッドに縛り付けられ、裸にされ、ブラシで膣をこすられた。「上大挂」の拷問で吊りあげられ、スタンガンで電撃されたり、平手打ちを食らわされたりした。歯はスタンガンで打ち落され、猛打のため顔は脹らみ、腫れた目には生々しい真っ青のアザが残った。しかし、呉さんは「法輪大法は素晴らしい」と言い、迫害に屈しなかった。一度、5月に帰されると言われたが、それは嘘だった。彼女は大連洗脳班へ移送され、暴行や迫害により障害を負い、足が不自由になったという。

 不法に監禁された法輪功修煉者の李麗さん・盛連英さん・張連英さん・張韻英さん・蘇月微さん(北京朝陽出身)・毛桂芝さん・張玉旋さん(北京出身)・王金鳳さん(遼寧出身)・王桂平さん(遼寧出身)・劉秀雲さん(遼寧出身)・曲桂華さん(長春出身)たちはみな「真、善、忍」の信念を放棄しないため、同様にひどく迫害されている。

 (注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報、中国語ページを参照)

 2009年10月1日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/8/26/207187.html

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