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師父に遵い法を正す大法の徒になる(一)


文/中国の大法弟子

(明慧日本)尊敬する師父、こんにちは。同修の皆さん、こんにちは。

 私に「明慧ネット第6回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会」に投稿する機会を与えてくださった尊敬する師父に感謝いたします。自分ではまだよく修煉できていないと分かっていますが、今後しっかりと頑張っていこうと思っています。また、私たちに交流して向上し、励まし合う場を作って維持してくださる明慧チームの長年のご苦労に感謝します。以下は、私の修煉体験の文章です。間違っているところがあれば、慈悲なるご指摘を仰ぎたいと思います。

 一、大法の素晴らしさを信じ続け、大法弟子本来の姿を失わない

 私は1998年10月に修煉を始めました。当時、ある国営企業の管理職だったので、みんなと一緒に煉功するのを恥ずかしく思いっていました。集団学法にも参加せず、家で一人で法を学んでいました。修煉して間もなく、私は海外に派遣されました。こうして、私はあまり修煉に精進していなかったのですが、大法が素晴らしいと心の中では分かっています。

 1999年7.20に迫害が始まった時、私ははじめて大法について真剣に考えました。きっと誰かがデマを飛ばして大法を誹謗しているに違いないと思いました。職場で法輪功の話題になると、私は自分の理解を同僚たちにこう語りました。「法輪功は、テレビや新聞で報道されたようなものでは絶対にないのです。今の中国人は目の前の利益に敏感なので、本当に法輪功が報道されたような悪いものだったら、政府が弾圧しなくても、誰も法輪功を修煉しませんよ」

 私は自分が修煉してから、体が変化して、家族が仲良くなったことから話して、法輪功は決して政府が宣伝したようなものではないと話しました。だんだんと、一部の同僚は私の言ったことを理解するようになり、みんなも私は法輪功修煉者だと分かりました。優しく「気をつけてくださいね」と注意してくれる人もいますが、私はいつも正々堂々と、「気をつけないといけないのは、『真・善・忍』を追求する善良な人ではなく、悪人たちでしょう」と言っていました。

 二、法輪功の真相を伝え、弟子の重大な責任を忘れない

 中国共産党のデマは絶えませんでした。海外にいても、みんな共産党のメディアを見ていました。周りに邪悪・デマと恐怖があふれて、一緒に仕事をする外国人も騙されていました。外国人に法輪功の真相を伝えたら快く信じてくれますが、中国人に真相を伝えるのはとても難しいのです。しかし、私は諦めませんでした。私は周りの人に真相を伝えるために来たからです。彼らは私を通じて真相を聞くのです。彼らの頭の中に大法に対して良くない考えが残ったら、将来きっと淘汰されます。それは怖くて残念なことです。「彼らが真相を知らないと、周りの外国人にも影響を及ぼします」と、いつも自分に言い聞かせました。

 休憩時間や昼休みを利用して、私は彼らに「真・善・忍」の素晴らしさを伝え、共産党のデマを暴露していました。警戒心が薄かったため、私はやがて中国国家安全局に目をつけられました。国内にいる友人と上司に、安全局が私を調べていると聞いていましたが、私はずっと気にしませんでした。私は悪いことをしていないし、憲法は国民の信仰の自由を守るからです。もし「真・善・忍」が邪なものであれば、世の中の「正」とは何でしょうか? 「共産党が、私に修煉をさせないのなら、私はいつでも脱党する」と思いました。

 私は中国共産党の邪悪な本性に対して認識が足りませんでした。2002年9月、帰国して間もなく、私は安全局に連行され、家宅捜索を受け、私の私物は全部奪われました。拘禁中でも、私は絶えず真相を伝えていました。24時間体制で私を監視していた警官らは、法輪功の真相を知りました。私は彼らに「信仰は無罪です。人には信じる自由と、信じない自由があります。それは基本的人権です。思想まで制御されるなんて、とんでもない世界です」と言いました。

 ある警官は、「あなたの味方になりたくなった」と言いました。またある警官は私の手錠を外す時に、小さい声で「あなたの言うことは正しいのですが、心の中で分かればいいので、馬鹿な真似をしないでください」と言ってくれました。安全局のある副局長は、「以前私も法輪功を煉功していたのですが、弾圧が始まってからやめました」と言いました。また他のある警官は、「あなたが出所したら、ぜひ一緒に食事でもしましょう。じっくり法輪功について話を聞きたいです」と言いました。

 出所してから、私は引き続き真相を伝えていました。私は敬愛なる師父の弟子ですので、どんな時でも世の人々に真相を伝える責任があります。当時、私はある企業で副社長を務めたので、各階層の人と接触する機会がありました。彼らはすべて縁のある人で、真相を聞いて救い済度されるのを待っています。私がしっかりできていないために彼らが救われなかったら、責任は私にあるのではありませんか? 私は先史の誓約を果たせなかったことになるのではありませんか?

 「三退」を勧めることに関して、私は単に人数にこだわったりしません。相手に真に真相を分かってもらうのが目的です。なぜなら、真に真相を理解してこそ、彼らははじめて親戚と友人に伝えるのです。

 例えば2009年7月、私はある大手会社の最高財務責任者に真相を伝えた後、彼は自分が脱党しただけでなく、親戚や友人ら50人も脱党させました。彼の目標は、年末までに少なくとも100人に「三退」をさせることだそうです。今、彼はすでに大法の修煉を始めました。ある会社の営業幹部は脱党した後、「自分の親戚にも『三退』してほしいが、どうしたら説得できるだろうか?」と私に聞きました。私は、「共産党が絶体絶命の状態になっていることは誰でも知っています。『党・団・隊』に加入した時、みんな一生を共産党に捧げると誓いましたね。では、共産党が解体する時、『三退』をしていない人はまだ共産党の一員として、一緒に解体されるのではないでしょうか?」と言いました。後日また会ったとき、彼は、「両親も脱党したので、声明を発表してくれないか? 両親はまた他の親戚にも脱党を勧めたいと言っている」と話しました。

 (続く)

 (明慧ネット第6回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 2009年11月23日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/11/14/211862.html

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