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戯曲評論家「神韻は神伝文化を発揚している」

(明慧日本)サンフランシスコの有名な作家兼戯曲評論家であるアルバート(Albert Goodwyn)氏は、戯曲評論サイト(www.doctortheatresbliss.com)に文章を発表し、神韻芸術団のサンフランシスコ公演を紹介した。

 2010年1月2日夜、アルバート氏は夫人のLucyさんと神韻ニューヨーク芸術団の公演を鑑賞した。アルバート氏は、劇場の舞台マネージャーを務めたことがあり、現在はBay Timesの芸術編集者である。Imago製作会社の社長でもある彼は、3年連続で神韻公演を鑑賞した。

 アルバート氏は、文章の中で、「神韻はサンフランシスコ寅年の序幕を開いた」と評価した。中国人にとって新しい2010年は、穏やかな丑年が去り、予測できない寅年が来ることを意味する。

 神韻芸術団は、サンフランシスコの観客に中国古典舞踊と歌をプレゼントした。舞台上には、時には雲の上で天使が舞い上がる天国世界が現れ、時には雄大な万里の長城が現れたりした。公演は生き生きした物語を演じ、純朴な喜びと勇ましさを表した。ダンサーたちは、細やかに作られた伝統衣装を着ており、演目ごとに異なる衣装で演じた。ダンサーたちはオーケストラ生演奏による伴奏に合わせ、完璧な舞踊を演じあげた。

 神韻公演は、独裁社会に面して人類の神伝文化を発揚しようとする趣旨を示した。人々を励ますこのメッセージはすべての演目に満ちていた。

 公演には、民族舞踊、中国の神話の伝説と佛教故事が含まれている。東北民間舞踊の「ハンカチ踊り」で、女の子たちはハンカチを回転させたり上下に飛ばしたりして、活力がみなぎっていた。チベット舞踊の「神様のために歌う」は、神様に対する信仰を表現した。「ミャオ族の風景」は、中国少数民族であるミャオ族の舞踊を披露した。

 ダンサーたちの衣装とアクセサリーは非常に華麗で、バックスクリーン映像は本当にすばらしい。ダンサーたちは中国人独特の手振りをしながら、二列の中をきれいに行き来した。舞踊の「武松が虎を打つ」は、武松が酔っ払った虎を打ち、百姓のために良いことをする過程を語った。虎を打つ場面は、バックスクリーンに動画を映してうまく表現した。

 ダンサーたちの衣装は、ファッションショーとも言えるほどで、非常に細やかで美しい。「モンゴルの皿舞」で、ダンサーは金紅色の衣装を着て、金色の広い帯と厚いブルーの帯を付けていた。彼女たちは皿を持ってリズムのある音を出しながら踊った。舞踊「水袖」で、女の子たちは緑と白および桃色の衣装を着て、湖畔で長い水袖を振り上げた。ダンサーの優雅な舞踊動作に伴って、華麗な衣装が非常に際立っていた。

 神韻オーケストラは西洋の楽器と中国の伝統楽器を融合している。ピアノ伴奏のもとで、戚暁春さんが二胡で演奏した「縁ある人を済度する」は、切ないメロディを奏でた。テノールの洪鳴さんが歌った「心を静めて静観する」は、音色が純粋で、明るくて希望あふれるメッセージを伝えた。

 公演の伝えるメッセージは非常に明瞭であった。舞踊「神への道は遮られない」で、バックスクリーン上の人物が天から降りて、整然として舞台上に現れた。司会者は「いまご覧いただいたのは、いまだに中国で起きていることです」と説明した。テノールの曲楽さんが歌った「世人に告げる」は、音色が純粋で、低音部の顫動音(ふるえ音)の運用も自由自在だった。

 2010年1月11日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/1/8/215896.html

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