労働教養で拘禁中の法輪功修煉者、涙ながらに拷問訴え
(明慧日本)上海市嘉定区の住民・陳琴芳さんは2009年11月1日午前、江蘇省昆山花橋鎮中宇広場で昆山曹安派出所の警官に強制連行された。その後、警官は陳さんの自宅に侵入し、家宅捜査をした。
家族は昆山曹安派出所に陳さんの行方を尋ねたが、警官は教えなかった。11月24日午後、陳さんが昆山留置場に監禁されていることを知った家族は、翌日、同留置場へ行った。陳さんが法輪功の修煉を放棄せず、放棄を要求する署名を拒絶したため、秘密裏に1年の労働教養処分を科せられたことが分かった。
やっと家族に会えた陳さんは、涙ながらに拷問されたことを訴えた。
当時、曹安派出所の警官は「法輪大法は素晴らしい」と書かれた紙幣4枚を陳さんの身体から見つけたと言い張り、陳さんを逮捕しようとした。実のところその時、陳さんは「世界は真善忍を必要とする」と書かれた小銭入れしか持っていなかったという。
かつて、陳さんは人々に、法輪功が中国共産党により迫害されている真相を話したため、2度にわたって青浦女子労働教養所に送られ、それぞれ2年と1年の労働教養処分を科せられことがある。教養所では、独房に入れられ、手錠を掛けられた上、鉄窓に吊るされたり、酷暑の真夏に昼夜を問わず、過酷な長時間の重労働も強要された。また2008年1月29日、江蘇省昆山市花橋で、迫害の真相が書かれた紙幣で買い物をした際に通報され、再び警官に強制連行され、身柄を拘束されたこともあった。
2010年1月29日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/1/25/216926.html)
|