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石家荘女子労働教養所で受けた迫害

(明慧日本)河北省女子労働教養所は石家荘市の西南に位置し、法輪功修煉者を拘禁し迫害する収容施設である。全国各地から送られてきた法輪功修煉者300人がここに拘禁されている。教養所では、迫害を行う役割により、四つの大隊が設けけられている。二大隊と三大隊は、主に法輪功の修煉を放棄させる目的で、悪質な方法で転向させ、一大隊と四大隊は、主に転向を拒否した修煉者に対し、全密封式で監禁した上で、残酷な迫害を加える。

  四大隊の警官と迫害に利用される受刑者は、修煉者に対して、トイレに行くことを禁じて失禁させ、睡眠を許さず、水を与えず、活動範囲を制限し、修煉を放棄するという保証書を書かせ、書かなければ、両手に手錠をかけ、1日中、宙吊りにするなどの迫害を加えた。

  私も四大隊で同じような迫害を受けたことがある。はじめて、手錠をかけられ宙吊りにされた時は、10日間ずっと耐えてきた。次の2度目は、8日目になると苦痛が限界になり、片手を下ろすことを許されたが、食事をする際に、片手で無理をした。また、信仰を放棄せず、修煉を堅持し続ければ、修煉者を囲んでひどい暴行を加えた。ある日、私は「法輪大法は素晴らしい」と言っただけで、警官に「素晴らしいことをしてやろう」とからかわれながら、スタンガンで電撃され、さんざん暴行された。それだけでなく、頭上から冷房をかけられ、薄着の私を凍えさせた。

  二大隊へ移送された修煉者は身体の状態にかかわらず、厳暑に毎日10時間以上の過酷な労働を強要された。ある60歳過ぎの修煉者は迫害でショックを受け、心臓病や高血圧を発症し、何度も失神したが、釈放されることはなかった。もう1人の修煉者(小欣ショウシンと呼ばれた)はひどい迫害により病院へ運ばれたが、家族が面会を要求しても、許されなかった。

  2010年2月24日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2010/2/19/218367.html

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