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14年の修煉の道(二)


文/中国の大法弟子

三、北京で大法を実証する

 中国共産党の法輪功に対する迫害は徐々にひどくなり、多くの大法弟子を刑務所に入れ、師父と大法を誹謗中傷しました。多くの大法弟子は、大法の真相を伝えるために北京に行きました。私の周りの2人の同修も北京に行きましたが、迫害されました。非常に悲しかったです。当時、私は夫を亡くし、一番下の子どもは2歳で、上の2人の子供はほかの地方に出稼ぎに行きました。「もし、私が北京に行って迫害されたら、子供たちはどうすればいいのか」と心配し、悩みました。

 私は、改めて師父の説法テープを聞き、法を勉強しました。師父は「あなたは他人の生活に干渉し、他人の運命を左右することができるはずがありません。妻や子供、親、兄弟などのような家族の人たちの運命も含めて、他人の運命があなたの思い通りになることがありえるでしょうか? それに、後顧の憂いもなくなり、厄介なことも全部なくなれば、何をもって修煉するのでしょうか?」(『轉法輪』)とおっしゃいました。師父は経文『妨害を排除せよ』で「法は一切の執着を打破することができて、法は一切の邪悪を打破することができますし、法は一切の虚言を打破することができて、法は正念を固めることができるのです」と教えてくださいました。私は、考えを改め、北京に行って大法を実証する気持ちを固めました。当時、私は悪い結果を想定し、子供の世話やいろいろなことを人に頼みました。

 2001年12月、私は2人の同修と一緒に、北京に行く電車に乗りました。電車は順調に北京の天安門に到着し、大法弟子が行うべきことを行いました。その後、私たちは警官に天安門警察署に連行されました。警察で身体を調べられ、写真を撮られました。警官に従わないとすぐに殴られました。ゴムの棒で殴られましたが、私はあまり痛みを感じませんでした。それは、師父が引き受けて下さったとわかり、心から師父に感謝しました。

 その後、私たちは警官に鉄の檻に閉じ込められました。そのとき、私は悪い念が出て心が動じましたが、師父の『論語』『無存』『威徳』などの経文を繰り返して暗誦し、自分で平静を保ちました。法に基づき、自分の一つ一つの念を正し、発正念をして悪い念を排除しました。大法は、私に勇気・智慧・力を与え、私は生と死などの常人の一切を放下することができました。そのとき、頭の中には雑念がなく、ただ大法と師父が着せられた罪の真相を伝えたいという考えだけでした。

 夕方になって、私たちは延慶公安局に送られ、1人の大法弟子が3人の警官に囲まれて尋問されました。翌日、私は2階の部屋に連れて行かれ、尋問を受けました。警官は「法輪大法は良いと言っているが、なぜ焼身自殺や殺人を起こすのか! おまえたちの師父はなぜ、アメリカに行ったのか!」などといきなり怒り出して尋問しました。

 私は「焼身自殺や殺人は、中共が法輪功を弾圧するための捏造だったのです。師父は私たち煉功者に殺生は絶対いけないと教え、自殺も罪があると教えてくださいました。中国には1億人の弟子がいて、誰も師父とお会いしたのです。もし、師父のおられるところが分かったら、すぐに駆けつけて行きますが、現地に迷惑をかけるし、現地の政府も心配するでしょう。それらのトラブルを避けるため、師父は中国国内に大法を伝え終えてアメリカに行かれました。私は、ただ師父の無実を訴えに来ただけです」と語りました。警官は「なるほどね」とつぶやきました。

 3日後、私たちは正々堂々と留置場から出て、正法の道に帰りました。

 (続く)

 2010年3月9日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/2/28/218980.html

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