河北省:鉄鋼加工工場技術員が病院で迫害される
(明慧日本)唐山市の第一鉄鋼加工工場技術員・邵麗燕さんは2000年、上京して法輪功の無罪を訴えたことで、中共の警察に連行され、それぞれ唐山市第一留置場、開平労教所、安康医院に監禁された。迫害されて精神状態が異常になり、未だに回復していない。邵さんと共に連行された同修の話によると、連行された後、安康医院で不明な薬物を注射されてから手足が麻痺し、力を失い、意識がもうろうとして、時には精神不安になり、眠れない、意識を失うなどの状態が続いていたという。
邵麗燕さん(44歳女性)大学卒業。当時、唐山市の鉄鋼加工工場関係の専門員だった。1996年、母の病気治療のために、全国を回って病気治療に効果がある気功を尋ね、人々から「法輪功は素晴らしい効果がある」と聞いて、後に自らも修煉者の一人になった。それから法輪大法の教えに従って、より良い人になるためにさまざまな場面で自分に厳しく要求していた。夫の両親まで面倒を見て、金銭面でも支援していた。
2000年10月、邵さんは法輪功の無罪を訴えるために上京したが、唐山市の留置場、開平労働教養所、安康医院に強制連行された。2001年、邵さんは開平労働教養所で迫害され危篤状態に陥った。しかし、教養所側は迫害事実を否定し、家族を呼び寄せ、危篤状態に陥った邵さんを家族に引き渡した。
実は当時、邵さんの体は非常に衰弱して骨ばかりになっていた。精神的、肉体的に大きなダメージを受けたばかりか、夫は中共の脅迫により離婚を迫った。兄は彼女を実家に連れて行った。彼女の母も同じく迫害を受けて刑務所に監禁されていた。実家に帰った後、体の調子は少し回復を見せたが、家族は邵さんの精神状態がおかしいことに気がついた。言葉もはっきり話せないばかりか、夜になると寝ないで窓やドアを叩いたりして、フラフラと歩いたりする。
意識がはっきりしている時は、自分が安康医院で手足を縛られ、不明な薬物を注射されていたという。意識がもうろうしているときは自分の父親すら分からなくなる。元気だった人が労働教養所と中共の病院で迫害され、このような状態になってしまい、親は極度な悲しみに暮れていた。
安康医院は公安局所属の病院であり、麻薬常習犯の治療を専門としている病院だったが、現在は元気な法輪功修煉者を迫害している。元の職場の唐山市鉄鋼加工工場も中共に従い、彼女を脅迫して修煉を止める「三書」を書かせた。そして、毎月わずか80元の給料しか払っていない。
最近の情報によると、邵さんと同じ職場の男性職員・宋文泉さんも法輪功の無罪を訴えるために上京したが、強制連行され唐山市第五医院(精神病患者治療の専門医院)に監禁されて迫害され、数回にわたって不明な薬物を注射された。その後、体が萎縮し、手足が麻痺し、精神状態がおかしくなったという。釈放された後、実家から失踪し、現在行方不明だという。
2010年3月18日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/3/19/220045.html)
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