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遼寧省:病弱な女性を幾度も連行

(明慧日本)遼寧省朝陽市の田舎に住む法輪功修煉者の牟麗華さん(女性44歳)は、26歳のときに白血病を患い、一年のほとんどが病院に入院し輸血などの治療を受けていた。

 治療費が十数万元もかかるも、治ることはなかった。牟さんには6歳の子供がおり、多額の治療費のおかげで苦しい生活を強いられ、終いには夫から離婚を突き付けられ、牟さんは実家に戻った。牟さんの両親は、娘の病気治療費のため、あちこちで借金をしていた。

 このように生死をさまよっていた牟さんは、幸いなことに2003年の春に一冊の本『転法輪』と出会ったのである。牟さんは本に書かれている人間として『真・善・忍』に基づいて行動すべきであること、心を修め善に向かうことこそが病気が治っていく道理であることを知った。その後、牟さんは健康な身体を手に入れ、家事や農作業の手伝いができるようになった。

 家族や親友が牟さんの身に起きた奇跡に感服し、法輪功に対して感謝していた。牟さんの両親は、娘の法輪功の修煉を支持し、法輪功が娘にとって生きるための保障であると痛感したようだった。

 2009年8月16日、七道泉子開発区公安局の刑事課隊長の張華が2人の警官を引き連れて牟さん宅に侵入し、パソコン、プリンターなど私有財産を没収した。さらに、牟さんを強制連行し、牟さん宅に遊びに来ていた栄玉藍さんも強制連行した。

 2人は留置場に数ヶ月拘禁された後、「610弁公室」、検察院、裁判所が企み、栄さんに4年の実刑判決を下した。牟さんは実刑判決を受けたが、健康状態が不適切のため、労働教養所は受け入れを拒否した。

 牟さんは再び留置所に戻され、警察はのち牟さんの家族から1千元をゆすり、釈放した。

 しかし、一ヶ月経たないうちに、警察は再び牟さんを強制連行し、労働教養所に拘禁しようとした。しかし、その企みは牟さんの健康状態により失敗した。それでも警察は諦めず、三度も牟さんを強制連行しようとした。しかし、牟さんは不在だったため、警察の計画は再び失敗した。

 牟さんの母親は恐怖のあまり足を滑らせ、脚を骨折したという。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2010年3月20日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/15/219852.html

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