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広東省:高齢の法輪功修煉者が数年間迫害され死亡

(明慧日本)広東省・茂名市茂南区の法輪功修煉者・鄭保さん(76歳男性)は建築会社に勤めていた。重度の肺結核病に罹っていたが、1997年に60歳を過ぎてから法輪功の修煉を始めた後、大工の仕事もできるようになるまで快復した。

 中国共産党が法輪功を迫害し始めた後、鄭保さんは法輪功の修煉を止める保証書にサインしなかったことで、茂名市の「610弁公室」により数回連行され迫害された。

 2000年3月18日、鄭保さんと数人の法輪功修煉者は陳情を行うため、自転車に乗って北京へ出発した。4月8日、河南省の長葛市に到着した時、現地の警官に拘束されて茂名第二留置場に移送された。飲食の施設が十分でなく、毎日空腹で、奴隷のように長時間の労働を強要された。そして同年の5月に釈放された。

 2000年8月、鄭保さんは他の法輪功修煉者たちと一緒に茂名市の官山東で法輪功の書籍を読んでいた時、茂名市の「610弁公室」国安・国保大隊に連行された。1年間の労働教養を言い渡されて三水労働教養所に拘禁され、半年後に釈放された。2002年1月、鄭保さんは茂名市の高山農民街で法輪功の資料を配っていた際、告発されて茂名市の「610弁公室」の警官に連行された。再び1年間の労働教養を言い渡されて三水労働教養所に移送され、半年後に釈放された。

 2004年5月10日、鄭保さんは他の法輪功修煉者2人と一緒に自宅にいたところ、茂名市の警官の黄暁華・王振源・黎文武らよって連行された後、洗脳班に送り込まれて殴打された。10月21日、茂南区裁判所は家族にも連絡せず裁判を行い、鄭保さんに9年の不当判決を言い渡した。鄭保さんは弁護士に頼んで茂名中等裁判所に提訴したが茂名中等裁判所は弁護士の出廷弁護を拒絶し、元裁決を維持した。

 2005年1月10日、鄭保さんは陽江刑務所第十監区に送り込まれ、毎日12時間洗脳された。70歳を越えた高齢にもかかわらず、強制労働を強要され、長期間に渡る疲労により肺結核病が再発したが、治療できなかったため、心臓病も罹った。刑務所側は家族に保証金8千元を出させて鄭保さんを釈放した。

 中国共産党は、鄭保さんが釈放されて自宅に戻った後でも、警官を派遣して毎日監視し、法輪功の修煉ができないように病院に送って治療させた。鄭保さんは2010年2月22日に茂名人民医院で死亡した。

 2010年4月10日 

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/4/7/221120.html

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