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遼寧省:拘禁中の法輪功修煉者に拷問

(明慧日本)渤海船舶工業学院を定年退職した韓秀蘭さんは2009年12中旬、望海寺公安辺防派出所の警官に強制連行され、葫蘆島市留置場に移送された。また2010年4月8日、龍港區裁判所は当人に対し不当に開廷した。

  韓さん(60歳女性)は遼寧省葫蘆島市在住。2009年10月、人々に法輪功の真相を伝えたため、葫蘆島市留置場に15日間拘留された。2カ月後、再び強制連行され、同留置場ですでに5カ月間近く拘禁されている。

  ここ十数年来、中国共産党当局は法輪功の修煉を堅持し続けている韓さんに対し、嫌がらせ・拘禁・監視・労働教養などの迫害を強めていた。

  1999年7月23日朝、韓さんは数人の修煉者と共に煉功していたため、龍港區公安支局に不当に連行された。午前6時に拘束され、午後になって釈放された。

  2000年6月下旬、韓さんは法輪功の真相を伝えるため上京する途中、葫蘆島駅で見張っていた警官に同市留置場に移送され、15日間拘留された。

  釈放後、勤め先の上司・苗徳利は韓さんと同じ修煉者・金麗鳳さんを監視するため、2人に休日出勤させ残業させた。しかし、2人にはその期間働いた分の一部の給料が支給されていなかった。さらに、それ以降、韓さんの月給は理由もなく半分以上減給された。それは、馬三家労働教養所に監禁され、強制的に転向させられるまで続いたという。

  2000年9月、10月、韓さんは勤め先により法輪功修煉者を拘禁し迫害する邪悪なアジトである葫蘆島市の洗脳班に送られ、約10日間拘留された。

  2000年11月23日、韓さんは3人の修煉者と共に法輪功の無実を陳情し、北京の天安門で「法輪大法は素晴らしい」と伝えたため警官に捕えられ、北京留置場に連行された。その後、地元の葫蘆島市留置場に送り返され、5カ月間の拘禁を経て、懲役2年の不当判決を受け、馬三家労働教養所に17カ月拘禁された。この間、一日中、強制的に思想改造をされ、法輪功を誹謗中傷するテレビや書物を読まされ、拷問やまた過酷な重労働を強いられるなどの迫害で蹂躙された。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2010年4月11日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/4/7/221126.html

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