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元裁判長が5年間、不法監禁される

(明慧日本)殷育才さん(70歳過ぎ)は2005年初め、法輪功を修煉しているがゆえに懲役8年の不当判決を受けた上、定年退職金も没収された。現在、年配の殷さんは江西省豫章刑務所に監禁され5年が過ぎた。

 殷さんは江西省都昌県に在住、当地の人民銀行職員・工業局幹部・裁判所刑事法廷裁判長・血防站の長を務めた。1996年に法輪功を修煉する前、亡妻への追憶を苦にしていたが、修煉後、長年のゆううつから解放された。その上、法輪功の修煉に精進し、法輪功を広めることに専念したと同時に、心身共に恩恵を受けた。

 1999年「4.25」以降、殷さんは公安局からずっと嫌がらせ・家宅捜索・恐喝などの迫害をされていた。1999年7.20午前、公園で煉功していた殷さんは警官に捕まり、「法輪功の修煉を放棄させる保証書」を書かせられた。

 2000年7月3日、殷さんは法輪功の無実を訴えるため上京したことで、35日間監禁された。同年末、再び上京したことで、懲役3年の不当判決を受け、九江市の馬家壟労働教養所に送り込まれた。そこで、長時間の過酷な労役を強いられ、肉体と精神の状況がますます悪くなるまでひどい迫害を受け続けた。殷さんは釈放された後も、ずっと警官に嫌がらせなどの迫害を受けていた。

 2005年、殷さんは江西省豫章刑務所に監禁された。所長の史建軍は殷さんに対して迫害を強化し、殷さんは全身傷だらけの重体になり、肉体的、精神的にひどく迫害され、過酷な労役で苦しめられた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2010年4月28日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/4/28/222361.html

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