検察は2回不起訴 警察は釈放せず
(明慧日本)遼寧省瀋陽市の検察院は、法輪功修煉者・ショ東安さん(56歳女性)に対する2回の起訴を却下した。しかし、現地の警察は検察側の決定に従わず、ショさんを5カ月近く拘禁し続けている。中国の法律では同じ案件で2回不起訴になった場合、被告人を無条件に釈放すべきと規定されている。
ショさんは以前、長年化学分析の仕事に従事しており、職業病の肺病にかかった。しかし1998年から習い始めた法輪功のおかげで、病気も治り、新たな人生を歩み始めた。2009年3月17日、ショさんは東北大学の付近で、ある人に法輪功への迫害の真相を伝えている最中、数人の警官に強制連行された。その後、警官は捜査の許可もないのにショさんの家に乱入し、パソコン、プリンタ3台および迫害の真相資料などを奪い去った。警官の徐はショさんに不当な裁判を受けさせようと、検察院に起訴を呈示したが、検察院は証拠不足の為、不起訴と判断した。
2009年4月17日、ショさんの家族はショさんの保釈の際、警官の脅しを受けて、保証書にサインをした。しかし、保証書には「邪教を利用し、法律の実施を妨げた」など事実と異なる内容が書かれていた為、ショさんは警官らにその真実を伝えたが、結果として2009年12月30日、またもや強制連行された。2月25日にショさんの(警官による)起訴を検察院に再び呈示したが、4月6日検察側は依然として証拠不足と判断し、案件を受理しなかった。
しかし、警官らはショさんが「刑罰に服していない」ことを名目に依然拘禁し続けている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2010年4月26日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/25/222173.html)
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