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新疆の法輪功修煉者が不当な裁判を受ける

(明慧日本)新疆の法輪功修煉者・董慶平さん(46歳男性)、艾春菊さん(44歳女性)、王富琴さん(44歳女性)は2010年3月9日、裁判所の不当な審判により、労働教養処分の判決を下された。

 董慶平さんは2009年9月に連行され、新疆和静県の留置場で肉体的、精神的な迫害を受けた。その結果ひどい病気にかかり、一度釈放された。2010年3月9日、裁判所は董さんに対して裁判を行った。董さんは自分で無罪釈放の弁護をし、中国共産党の法輪功への迫害を暴露した。法廷にいた人々は皆真相を理解した。最後、裁判官は「私たちはあなたたち法輪功の修煉者に及ばない。しかし、中国共産党の裁判所は上の命令を聞くしかない」と言わざるを得なかった。裁判官は、保証書に同意し、法輪功を修煉しなければ、釈放するとしたが、董さんに拒否された。2日後、国家保安局が董さんの家に侵入し、董さんを連行し、留置場に拘禁した。

 董さんは和静県のウール工場で働き、かつて何度も連行、拘禁、労働教養処分を強いられた。2006年7、8月に国家保安大隊が董さんを連行し、殴打した結果、2本の肋骨が折れた。  

艾春菊さんは2009年5月に有名な黄寺に連行された。2010年3月9日、艾さんは裁判で有罪判決を下された。

王富琴さんは和静県の製糖工場で働き、かつて1年半の労働教養処分となった。2006年、放浪生活を強いられ、2009年5月に家に帰った。その後、再度連行され、1年半労働教養所に拘禁された。今なお、教養所に拘禁されている。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

2010年4月24日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/23/222015.html

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