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山東省:法輪功修煉者が長期に迫害されて死亡(写真)

(明慧日本) 山東省莱陽市の絹紡績工場に勤めていた法輪功修煉者・張伝宝さん(当時30歳過ぎ)は肝硬変など肝臓の病気を患っていたが、1996年に法輪功を修煉し、心身ともに健康を回復した。

張伝宝さん

 1999年7.20から法輪功が中国共産党により弾圧され始めた。張さんは法輪功の無実を陳情するため北京に行き、7日間監禁され、転向を強いられた。

 法輪功の素晴らしさを体験し、修煉して恩恵を受けた張さんは、中共当局の法輪功に対する悪質な攻撃や中傷に人々が騙されないよう、2000年の秋に「法輪大法は素晴らしい」と立体交差の橋上の壁に書いた。そのとき、現場に駆けつけた「610弁公室」の警官に捕えられ、ひどい暴行を受けた。

 張さんは留置場に拘禁された後、受刑者からの虐待や暴行を受け続けた。さらに、少ない食べ物を受刑者に奪われ、常に飢餓状態を強いられ、1カ月間ずっと便秘していたこともあった。張さんの身体にまた病状が現れた。

 2001年10月、張さんは勤め先の上司に騙され、強制的に党の学校に7日間監禁された。李洪志先生や法輪功を中傷するビデオを見せられ、法輪功の修煉を放棄するという保証書を書くよう強要された。

 釈放されて家に帰った後、張さんは長期の迫害で身体は極めて衰弱し、入退院を繰り返していた。しかし、好転することはなく、ついに生活がままならない状態に陥った。2010年4月8日、張さんは49歳の若さでこの世を去った。

 2010年5月3日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/2/222697.html

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