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梅佳さんの物語

 (明慧日本)梅佳さんは今年38歳です。10数年前、若い梅佳さんはすでに10数人の従業員を有する店の経営者となりました。当時、法輪大法のことを聞いたことはありますが、間もなく始まった迫害の影響で、4年後にやっと大法の修煉の機縁を得ました。

 その間、警察の人がよく店に来て法輪功のことを聞いてきましたが、毎回「法輪功は、私もやりたいくらいいいものですよ」と、梅佳さんは答えていました。それから、梅佳さんは結婚のために店を閉めました。たくさんの自由な時間ができて、ついに法輪大法の修煉を始めました。それは2004年のことでした。結婚する前に婚約者は法輪功のことを聞いて、いろいろと邪魔をしてきました。私は「もし法輪功に同意しないのなら結婚しなくても良いです」ときっぱり断りました。それからは、結婚した後も煉功・学法を妨害しませんでした。

 赤ちゃんが生まれてから、梅佳さんは子育てのため仕事をやめました。同時に、同修と一緒に三つのことをするようにしました。赤ちゃんが小さくて外に抱っこして行けない時に、梅佳さんは集団で発正念をしました。そうすると、帰りには赤ちゃんはいつもぐっすり寝ています。やはり大法のことをしていると師父が子供まで面倒をみてくださっているのだと悟りました。次第に赤ちゃんが大きくなり、抱っこして外に行くようになりました。子守りを手伝う人がいないため、毎回の学法、発正念、チラシ配り及び対面の真相伝えをする時にいつも連れていきます。子供も利口でお母さんのことをいつも邪魔しないようにしています。ある日、カジュアル服の店長に真相を伝えたとき、相手があまり理解してくれず「あなたは法輪功をしているけれど、子供はどうするの」と聞かれました。それは、あなたが迫害を受ければ子供がかわいそうでしょうと言いたかったのです。梅佳さんは「私が法輪功をしていても、子供はいままで病気にかかったことがないし、薬さえも飲んだことがありません」と話しました。この話を聞いて、そばで遊んでいた子供が「僕も学法しているよ」と言いました。可愛い様子を見て店長の態度も変わりました。資料を受け取って、三退までしました。

 梅佳さんは毎日子供を連れて真相を伝え、数年間続けてたくさんの人を三退させました。前の店を再開すればと人に勧められましたが、梅佳さんは「店を経営すれば毎日数百元の収入がありますが、大法より大事なことがありますか? 人を救い済度することこそ一番大事なことです」と言いました。

 梅佳さんと顔見知りの学法グループのところに行ったとき、ドアを開けて梅佳さんは私に良いスリッパを渡して先に入らせ、次に自分の子供にスリッパを渡して入らせました。小さいことですが、修煉者の境地が見えて、人のために考えていることが現れています。

 ある日、梅佳さんと一緒に買い物に行く時にいろいろチャンスを見て真相を伝え、7、8人三退をさせました。午後、梅佳さんは病業の厳しい同修に発正念をしに行くため、私を誘いました。私は「今日はまだ学法をしていないし、あの同修は自分の修煉を放棄しようとしているので、無理でしょう」と話しました。梅佳さんは「自分の学法が怠ることばかりを重視して、まず自分のこと、これは私心ですよ。学法は夜にすればよいでしょう。無私無我を修めるべきですよ。しかも師父も昔の同修を喚起せよと話されたでしょう」と話しました。話を聞いて、他人のための根本を忘れがちになる自分の不足が分かりました。

 梅佳さんは大法が迫害されている環境の中で修煉し始めたのですが、大法の進行に取り残されず、続けて真相を伝えています。やはり法を得るのに遅いことはなく、修煉時間に関係なく、真に修めることが大事です。梅佳さんは梅の花ように、寒い時期に咲いて、いち早く爽やかな良い香りを発しています。

 2010年5月4日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/13/221445.html

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