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裁判所は案件を差し戻したが、法輪功修煉者7人は未だ釈放されず

(明慧日本)遼寧省営口市法院(裁判所)は2010年3月末、7人の法輪功修煉者に対して開廷した。弁護士は無罪の弁護を行い、即時釈放されるべきだと求めた。最近、裁判所が7人の法輪功修煉者の家族に伝えた情報として、証拠不足のため7人の起訴は検察に差し戻したという。しかし、7人は未だに検察に拘束されたままだ。

 法輪功修煉者の畢世軍さんさん夫妻、瀋広海さん夫妻、余志紅さんと息子の王志遠さん、董氷さんの7人は、2009年9月23日、警察にそれぞれ自宅から強制連行された。不当に6ヵ月拘留された後、検察に送致された。そして、検察によって裁判所に起訴され、2010年3月23、24日に裁判が行われた。7人の法輪功修煉者は4人の弁護士に弁護を依頼した。4人の弁護団は勇気をもって「無罪」を弁護した。

 弁護団は、「裁判官及び検察官に、今日の中国の法律において、法輪功の修煉が犯罪であるという法律はどこにも見当たらない。1999年7.20から今日まで、法輪功は中国において合法である。中国の憲法には信仰の自由がある」と弁護した。裁判官は弁護士の弁護の最中に遮ろうとしたが失敗した。弁護士の弁護を聞いた裁判官、検察官らは返す言葉がなく、うつむくしかなかった。

 弁護士は検察官に、7人の法輪功修煉者が有罪である証拠を提出できなければ、即時に釈放すべきだと求めた。傍聴していた家族からも同様の声があがり、法廷書記は警官らに指示して、家族らを法廷外に追い出し、裁判長は慌てて休廷を宣告した。

 裁判の後、7人の家族は何度も裁判所を訪れ、釈放を求めた。裁判所はしばらくの間は相手にしなかったが、最近になって、7人は証拠不足のため、検察に差し戻したと家族に伝えた。

 これより前に、余さんの夫は秘密裏に5年の不当判決を下され、刑務所に強制収容されたという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2010年5月25日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/14/223540.html

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