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四川省:裁判所が根拠もなく法輪功修煉者に不当判決(写真)

(明慧日本)四川省楽山市中区裁判所は2010年7月19日午後3時頃、楽山市に在住の法輪功修煉者・朱明容さん(40代女性)、王善竹さん(40代女性)に対する裁判を開いた。法廷で2人に対する無罪を弁護した弁護士・彭永峰さんは、法律で定められた順序やプロセスに従わなかった法廷の違法性を指摘した。それにも関わらず、裁判所は610弁公室の指示を受けた通り法律と事実を無視し、朱さんに6年、王さんに1年6カ月の不当判決を下した。

 朱さんは2009年5月5日、他の法輪功修煉者とともに、沙湾区公安局の警官と市公安分局の警官約20人に彭山路派出所まで強制連行された。同日、王さんも自宅を捜索された上、警官に連行された。その後、朱さんと王さんは、開廷されるまで1年間ずっと留置場で不法監禁されていた。

 裁判当日、裁判所の入り口には多数の警官や610弁公室のパトカー、警官を配備し、車内の警官ら総勢30人以上が待命し、法廷の周りを囲んで警備した。

裁判所の入り口で撮影する警官

身分書を確認・登録する係員

立入禁止をされた法輪功修煉者の家族や友人

法輪功修煉者の家族

 法廷で、公安・610弁公室・裁判所は互いに結託し、制服や私服の警官、公安は勝手きままに廷内を歩き回っていたうえ、傍聴に来た家族にいろいろと制限した。

 休廷後、数人の警官はすべての傍聴人を廷内に閉じ込めたことで、法輪功修煉者の家族に接近させないよう脅していた。

 それ以降、法輪功修煉者のために弁護をした弁護士は、警官や610弁公室に監視・尾行・嫌がらせをされている。

警官のリーダー

尾行される弁護士

弁護士を尾行していた警官と610弁公室

弁護士を尾行していた車

 2010年8月6日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/8/3/227901.html

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