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102歳の母の真実の物語(一)

(明慧日本)私の母は天嬌といいます。1907年6月生まれで、満清、中華民国、現在の中国の三つの時代を生きてきました。現在102歳です。母には、80歳の息子、75歳の娘、72歳の娘の私がいます。
 
  1996年5月に、私は法輪大法の修煉を始めました。大法を修煉することにより、私は大いに受益をして感無量です。後に、兄と母も修煉に加わり、毎日の煉功の前に、私は必ず『転法輪』を母と兄に読み聞かせました。
 
  ある日、母は常に携帯している布製の薬入れの中にある持病の薬を全部洗面器に溢し、赤、緑、青いろんな色の錠剤、また私の知らない薬を全部水で混ぜた後、下水に流しました、母はもう薬に頼らなくても大丈夫なのです。師父にしっかりついて修煉の道を歩んでいこうという母の決心と揺ぎ無い信念を感じ、私は心から喜びました。
 
  母が難にあい、病業の関を乗り越えるときに、私はいつも『転法論』の「病気治療の問題」と、同修たちが病業の関を乗り越えた体験を読み聞かせ、励ましました。代々にわたった業力を取り除いていくときに、師父の「耐え難いものを耐えてみてください、乗り越えられそうもないと見えても、行ない難いと言われても、本当にできるかどうか試しにやってみてください」の言葉を繰り返し読みました。母は師父の保護の下で、強い意志で一つまた一つと難を乗り越えることが出来ました。私は母の病業に負けない強い意志に感動しました。
 
  ふり返ってみれば、90歳を超えた老人が五式の功法を覚えるのは本当に容易なことではありませんでした。新しい功法を教えれば、前に覚えた動きを忘れてしまい、ずっとこのような繰り返しでした。本当に幼稚園の子供に教えるよりも苦労しました。なんとか工夫して教えようと思いますが、やはりいらだって、怒鳴ってしまいました。その焦りは改めなければならないと気付き、怒鳴る事をやめて、陰で涙を流し、師父に助けを求めました。けれども、母はいくら難しくても、一度も放棄しようとしませんでした。私は必ずできるまで教えようという一念を固め、数カ月、母はずっと功法の動作を練習し、やっと自分で音楽に合わせて煉功できるようになりました。
 
  その後、姉が母を自分の家に迎えました。母に師父の『転法輪』を待たせ、枕下において(母の目はあまり字が見えません)「法輪大法は素晴らしい」、「真善忍は素晴らしい」を誠心誠意に黙読し、繰り返すようにと念を押しました。あのころ、私は母のところをあまり訪ねませんでした。
 
  1999年7.20以後、中国共産党は天地を覆い隠すようなでっちあげを捏造して、大法を誹謗中傷し、江沢民の暴威の下で、母は修煉を放棄して、病気が再発しましたが、母に「法輪大法は素晴らしい」、「真善忍は素晴らしい」を覚えるように言うと、受け入れてくれました。
 
  2006年3月、母が孫娘の家にいるときのことでした。28日の夜、1本の電話で母が危篤状態になり危ないと告げられました。受話器を置いた後、まず自分を落ち着かせて、同修の珊さんに電話をかけ、2人で一緒に母のところにいく約束をしました。そこに着くと、母はもう床に横たわっており、まるでこの世を去ろうとしている別人のようでしたが、私の心は揺れませんでした。珊さんは母を支え、彼女の耳元で「おばさん、珊です、『法輪大法は素晴らしい』、『真善忍は素晴らしい』と唱えてみて」と言いました。私も母に向かって、静かに正念を発し、「法輪大法は素晴らしい」、「真善忍は素晴らしい」という言葉が全ての空間に満ちていくことを感じました。
 
 (続く)
 
2010年09月05日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/9/30/209252.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/10/13/111515.html

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