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102歳の母の真実の物語(二)

(明慧日本)1秒また1秒、1分また1分。10分、20分、40分と時間が過ぎていき、ついに「真善忍は素晴らしい」の言葉が母の固く閉じた口からゆっくりとよみあげられ、「法輪大法は素晴らしい」も震える唇の間から出てきました。だんだん、母の声がはっきりとしてきました、「法輪大法は素晴らしい」、「真善忍は素晴らしい」の言葉もスムーズに喋れるようになりました。ほとんど閉じていた目も開き、意識が戻りました。数時間後、母はお腹がすいて、おかゆも食べられるようになり、珊さんと私は師父への感謝の気持ちで胸がいっぱいでした。これは正に偉大なる佛法の衆生を救い済度する奇跡がこの世で現れたのではないでしょうか。
 
 今年の6月の末に、またもや母の危篤の知らせの電話がありました。行ってみると母の瞳孔は開いており、舌が2分の1にまで萎縮し、呼吸困難に陥り、病状はとても危険でした。広州にいた私は平常心を保ち、全ては師父の按排に従いますという一念だけを守りました。飛行機から降り、直ちに母のいる老人ホームに駆け付け、ベッドに横たわる母の硬直した痩せこけた体を抱え、耳元で大声で一文字、一文字、はっきりと「お母さん、早く『法輪大法は素晴らしい』と言って」と叫びました。その時、私の胸には希望の光に満ちており、如何なる恐れもなく、確固たる信念だけがありました。それは「法輪大法は必ず全ての邪悪を取り除き、偉大なる佛法は必ず母を助けてくださる」ということです。母のそばに付き添って、「法輪大法は素晴らしい」、「真善忍は素晴らしい」をずっと唱えました。どれくらい時間がたったのかわかりませんが、ようやく、母の固く閉じていた口から、「真善忍は素晴らしい」の言葉が出てきました。続けて「法輪大法は素晴らしい」の言葉も一つまた一つと出ました。私は思わず涙が流れました。母を抱えて、彼女にまた大法と師父が助けてくださったことを告げ、感銘を受けました。
 
 高齢の母の発病から、危篤に陥り、生還するまでを2度も体験しました。これは何という奇跡でしょうか。薬一粒も飲まないで回復し、数十年の顔面神経痛の持病が知らぬ間になくなり、咳もしなくなり、風邪もひかなくなりました。これは偉大なる佛法、師父が1992年に大法を伝授されて以来救い済度してくださった何千何万の生命の中の一つの実例です。
 
 母の老人ホームには200人以上の老人がおり、母と同室の13人の年齢の異なる老人や医師、介護アシスタントなど、老人ホームの責任者や駆け付けてきた兄たちは、法輪大法が母の命を救ってくれたことを証言できます。私は常に母に彼女の命は大法と師父に助けてもらった事を教え、そして、人に逢う度に法輪大法が二度も母の命を救ってくださったことを話します。だれもこの動かぬ事実を覆す事は出来ません。
 
 あれから、母は毎日、敬虔に「法輪大法は素晴らしい」、「真善忍は素晴らしい」と黙読しています。母は素晴らしい体験をしたため、「法輪大法は実に素晴らしい! 法輪大法は人を苦難から救えるのだ!」と、心の底から実感しています。これは1人の102歳の老人の心の叫びであり、偉大なる師父への無上の敬慕です。これは彼女の心の底から生まれた宇宙大法への謳歌でもあります。
 
  現在、母は老人ホームで歩行器に頼って往復200メートル歩けるようになりました。
 
  私はこの母の真実の話を、苦難の中で生き延びたいと切に思っている全ての衆生と世人に贈ります。私の誠意が伝わると信じています。母の話が少しでも参考になれば幸いです。
 
 (完)
 
2010年09月06日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/9/30/209252.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/10/13/111515.html

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