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第四回中国古典舞踊コンクール、成功裏に閉幕（一）（写真） （明慧日本）アメリカのニューヨークに本拠地を置く新唐人テレビ局の主催で、第四回中国古典舞踊コンクールがニューヨーク州立パーチェス大学で3日間の熱戦が繰り広げられ、31人の選手が優れた舞踊を演じて決勝に進出し、そして表彰台に立った。2010年9月12日、第四回中国古典舞踊コンクールは成功裏に幕を閉じた。
決勝は午前10時から、少年女子の部、少年男子の部、青年女子の部、青年男子の部の順で行われた。豊かなテーマ、人の心を惹きつける音楽、精彩な踊りに観衆から拍手が送られ、喝采の声が会場に響きわたった。青年男子の部の踊りと内包ならびに表現力が、コンクール雰囲気を最高潮に導いた。 純正なる中国古典舞踊が純真、純善、純美を現す 選手たちは熟練した「毯子功（タンズゴン）」の技巧を発揮し、純正なる中国古典舞踊の「千変万化」ならびに「身法」を運用し、素晴らしさを表現した。中国の神伝文化である、仁、義、礼、智、信の道徳的な内包、男性は男らしく勇ましく、その中にも素朴さと内に秘めたものがあり、女性は温厚で、含蓄を持っており、舞台で選手たちによって表現された。 審査員の陳永佳氏は以下のように感想を述べた。「今回の舞踊コンクールは前回よりレベルが高く、少年の部は新しい選手が増え、青年の部の選手はさらに成熟しています。選手たちはみな非常に高いレベルで、審査員としては採点がとても難しいですね。競技は二部に別れ、ストーリーと技巧の組み合わせですが、審査員としてまず見なければならないのは、ストーリーを通して選手の『身韻』および『身法』の運用の状態、表現力の成熟度、人物の描写の適切さ、技巧の審査はその次になります。人々は宙返りなどの高度な技は体操から来ていると思っているようですが、実はその高度な技は中国の古典舞踊から来ており、数千年の歴史があります」 「高い境地の中国古典舞踊は詩のようで、高い境地のダンサーはその境地に溶け込むことができます。高い境地の公演であれば、観衆を高い境地に引き込むことができます。今回のコンクールの競技で演じられた『七歩成詩』、『易水寒』はとてもいい作品だと思います」 「『春眠暁を覚えず 処処啼鳥を聞く』とのタイトルで、少年女子の部の金賞を受賞した王シェン選手は、柔軟さと強靭さをもって、舞踊を完璧に表現した。一挙手や一投足の瞬間すでに人々を『春暁』（詩人・孟浩然作）の詩情の中に引き込んだのです」 中国古典舞踊の内包は豊富で多彩 審査員の陳氏は続けて述べた。「中国古典舞踊の主要な特点は（丸い）縦の円、8の字の円などが含まれます。『身韻』および『身法』は円の中で発展し、身体の延伸や宙返りの運動軌道は円線上にあります。円は三つの基本から発展させることもでき、一から二が生まれ、二から三が生まれます。中国舞踊はねじる、傾けることを重視し、西洋のバレエは直線上での運動を重視しています」 「中国舞踊の内包は豊富であり、題材も広範で、歴史或いは現代人物を的確に表現することが特徴で、他の舞踊形式では表現しにくいのです。例えば、他の舞踊は喜び、或いは感動などの情緒的な表現できますが、回転、宙返り、平面または縦の円の技巧は他の舞踊にはないはずです」 「今回のコンクールの傾向として、女子は特定の人物を題材としたのではなく、例えば、蔡翹楚飾選手が選んだ『如意』、ほかの選手が選んだ『仙子』は、素晴らしさ、喜び並びに光明を主に展開していました。その左から右へ回転するときの動作と姿勢の中に、神韻が含まれたからこそ、観衆を魅了することができるようになります」 「男子選手の題材の多くは歴史人物を中心に選んでおり、同じ題材の選手もいましたが、しかし、それぞれの選手によって表現する角度が違っていました。青年の部の廖若山選手が演じた『天問』は動作を多く広げ、捜し求めても得られない屈原（人名）の内心の世界を表現し、一方の石真選手は演じた『天問』は技巧をやや重視し、主に酒に酔った際に屈原は依然として『九天の境界は、どこまで続いているのだろうか。陰陽が和合して万物が生じたとき、どれが本でどれが変化だったのだろうか』と考え苦悩していた場面を表現していました」 （続く） 2010年09月20日 （中国語：http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/13/229593.html） （English：http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/9/15/119999.html） |
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