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ある修煉者の神秘的な物語(二)


文/海外の大法弟子

(明慧日本)文化大革命の後期になると、私はある修煉者と一緒に康蔵を訪れ、密教の中から一生で円満成就できる法門を探していました。修煉界の人なら皆すでに知っていますが、チベットの密教は、もはや政治と宗教が融合したようなもので、もはや修煉できません。本当のチベットの密教はもはやチベットではなく康蔵にありました。私たちがたどり着いたとき、長春から拝みながら歩いてやってきた修煉者と出会いました。私たちは一緒に大きな寺院を訪れました。寺院のラマが法を説いていました。

 そこで、ラマは私たちになぜ康蔵に来たのかと聞き、私たちは、内陸部にはもはや正法がなく、お寺の至るところは憑き物ばかりだったため正法を求めにきた、と話しました。そこで、ラマはしばらく考えてから、「いいえ、内陸部にはまもなく空前絶後の大法が広がろうとしています。しかも、長春から伝えだされると思いますので、長春で待ってみませんか?」と言いました。内陸で大法が伝わると聞くと、私は直ちに山を降りて、一緒に来た人と先に大法を見つけたら、必ず互いに知らせようと約束しようとしましたが、長春から来た人は大法が長春から広がることを信じず、康蔵に残りました。

 80年代の初期、中国全土で多くの超能力を持つ子供が生まれました。耳で字を読んだり、手や後頭部で字が読める子供が多くいました。修煉者ならば、これが本当だと皆知っています。そして超能力を披露してはいけません。私は超能力のある多くの子供を探し出して、子供の親に、なぜ超能力を披露してはならないのか、説明しました。その結果、私に守られた子供たちは今、全員が法輪大法を修煉しています。しかし、各地を転々して超能力を披露することを選んだ子供たちは今、常人社会の世俗に落ちて台無しになってしまい、さらに非常に良くない影響をもたらしてしまいました。なぜならば、超自然のものは決して常人社会で披露してはならないからです。いわゆる超能力を非難する評論家も、高い次元の生命に利用されて常人社会を破壊するように利用されているに過ぎません。

 神を信じなければ信じないほど、神の奇跡は見られません。もし神が望めば、人間の頭脳を変えることもたやすいことです。しかしながら、人類は今も科学の発展を自負しています。なぜ、古代のどの民族にも神話伝説があるのに、現代化された道具がなかったのでしょうか? それは、人間が神を信じないほど、神の本当の出来事も、「神話伝説」と理解されてしまうからです。私に守られた子供たちはその当時から私に「宇宙の主が地球を救おうとしています」と教えてくれました。

 90年代になってからも、私はまだ大法が見つからずに大変悲しんでいました。ある日、私は仏像の前で「私は、必ず性命双修の修煉法門を修煉して、今生に円満成就して衆生を救い済度します」という誓いを立てました。当日の夜、座禅するとき、私の主元神が自分の肉体から飛び出して他の空間でずっと探し当てていました。訪れるすべての空間では「性命双修で一生で円満成就できる正法はありますか?」と聞くと、すべての空間の修煉者は「これほどすばらしい正法は聞いたことがない、もしこのような法門と出会えたら、必ず私たちに教えて、私たちを救い済度してください」と、逆に私にお願いをしてきました。

 さらに上に行こうとすると、自分の修煉の次元が足りないため、上に行けなくなりました。そこで、私のある師父が私に天界の鶴を与えてくださり、鶴に乗って空間を転々と訪れ、上に向かって正法を探していました。これ以上行けないところまで来ても、やはり見つかりませんでした。すべての空間の衆生は、もしこれほどすばらしい正法を見つけたら必ず自分たちを救ってください、と言いました。

 (続く)
 
2010年09月21日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2001/4/4/105717.html

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