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ある修煉者の神秘的な物語(三)


文/海外の大法弟子

(明慧日本)まさに絶望していたときに突然、天上から一輪の蓮の花が舞い降りて、私を乗せてから金色に輝くある佛殿まで導いてくれました。佛殿では大きな佛が説法なさっており、周りで多くの佛が説法を聞いていました。説法の主佛に近い佛たちは非常に大きく、説法されている佛から離れるほど、佛たちも小さくなっていました。最も外側にいたのは如来佛で、体も最も小さかったのです。私はその場で多くの神佛を見かけました。さらに、老子、孔子、なんとイエス・キリストもそこにいました。

 佛殿に入ると、法会はちょうど終わりました。なんと、縁がないのだろうと思って私は悲しくなりました。蓮の花は私を主佛の前まで運んでくれ、私の体が主佛と同じほど大きくなるように加持されました。そこで、主佛が私に手印をしてくださり、直ちに金色の光が爆発したかのように佛殿を照らしました。金色の中からさらに輝かしい経典が浮かび上がってきたので、私はうれしくなって一生懸命にその経典を受け止めました。この2冊の経典とは、『転法輪』と『法輪功』でした。「常人社会でどうすれば師父と会えるのでしょうか?」と思うと、巨大な主佛は直ちに李洪志先生の『転法輪』の写真のようにスーツ姿となりました。その後、瞬く間に私の主元神は肉体に戻りました。

 人間世界で待つことはなんと耐え難いことでしょう。1995年、私は一緒に康蔵を訪れた友人と会いました。友人の顔色が赤みかかって非常に良かったので、「あたなはきっと正法と出会えたのでしょう! 早く私をそこに連れてってください」と私は口走りました。友人の家に着くと、私は直ちに机の上に置いている『法輪功』を見つけて、直ちに手にとって離そうとしませんでした。しかし、友人は一冊しかないので、何が何でも私に譲ることができないと言いました。そこで、購入先の本屋を訪れると、本屋は閉店の準備をしているところでした。本屋のご主人に『法輪功』の本をたずねてみると、「もう売り切れた」と言われました。私はそれでも希望を捨てず、本棚中を探していました。そして、ある棚の引き出しを開けると、中には金色輝く『法輪功』2冊がありました。私は直ちにこれらをすべて買いました。

 家に帰って、『法輪功』を開いて読むと、私はやっと悟りました。これまで、大周天、玄関設位、天目、宿命通功能など、私の多くの師父たちからの説法は時には一つの問題を1年間の時間をかけてもはっきり説明できなかったのに、『法輪功』では二言三言だけではっきりと述べられておりました。なぜ大法の経典を読んで、大法の内包の深さと師父のすごさに驚くのでしょうか? それは、師父の説法はいずれも修煉界では決して開示されたことがなかった秘密の中の秘密ばかりで、誰もがそれをはっきりと説明できなかったからです。師父はいとも簡単にこれらの秘密を説法されたので、人間どころか、一部の神ですら初めて聞くことになるので、師父の説法の内包の深さに驚かされるのです。

 その後、私の物語が学習者の手によって漫画になり、師父もご覧になられましたが、師父は「この物語は、未来の人類にとって、まるで神話の物語になるでしょう」とおっしゃっていました。

 その後、私は大法を康蔵に伝えました。私によって守られた子供たちや、山々で修煉する修道者たちにも伝えました。人々はみな、世俗に戻って大法の修煉を始めました。私たちが峨眉山で大法を広めるとき、山に住む和尚はみな観音菩薩の事前の啓示を受けていたので、朝早く人々が山のふもとでひざまずいて、『転法輪』を受け取りました。師父は「神々はみな、私が大法を広めていることを知っていますが、人間だけがそれを知らないのです」とおっしゃっていました。

 また、私は釈迦牟尼佛の弟子の生まれ変わりとなる人々をリストにして、そしてこれらの人々を見つけて大法を伝えましたが、一部の人は常人社会におぼれて法を修煉することができなくなりました。大法は、それほど簡単に手に入れられるものではありません。数千年の修道者ですら、大法を手に入れようとしてもできない人もいるのに、大法と出会えることはどれほどの縁によって実ったことでしょうか。しかしながら、人間はこの偉大なる宇宙の大法を大切にしていません。

 すべての神々が知っているように、大法への迫害の罪は永遠に許されないものです。

 以上の私の修煉体験は、自分の体験したものの10分の1にすらなりませんが、私は大法の修煉の中ではごく普通の一員でしかありません。
 
2010年09月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2001/4/4/105717.html

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