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法輪功修煉者が相次いで北京女子労働教養所に強制連行される(写真)

(明慧日本)北京市の法輪功修煉者・李艶さん(39)は、北京女子労働教養所で2年以上にわたって数々の拷問を受けてきた。しかし最近、再び集訓隊に強制連行されたという。
 
李艶さん

 李さんは山東省徳州の農家の出身。法輪功を修煉する前は、17歳の時に亡くなった母への追憶を苦にしていたため、ショックと悔しさに苦しむ毎日だった。しかし、法輪功を習い始めると、精神的にストレスがなくなり、長年のゆううつから解放された。その後、北京市郊外の県で教職員として、一人娘と暮らしていた。
 
 2005年、労働教養所に収容された李さんは、集訓隊での過酷の管理のもとで、基本的人権をさんざん蹂躪された。その実例として、20時間以上にわたって椅子に座らされ、体や衣服を洗うこと、寝ることも禁じられ、飢えさせられ、厳寒に晒されても薄着で凍えさせられた。また、看守の杜敬彬は受刑者(麻薬犯)に李さんを罵らせたり、いじめさせたりした。それだけでなく、杜は後ろから李さんのえりを強く引っ張り、首を締められた李さんを窒息させようとした。このままにすると殺されると思った李さんは、すぐ大声で「助けて」と繰り返し叫んだ後、杜は手放した。この一連の迫害によって、精神的重圧をさんざんかけられていた李さんは、心神喪失状態に陥る寸前になった。
 
 2008年6月、李さんは再び強制連行され、2年の労働教養を強いられた。労働教養所に入所した当初から、李さんは「転向」をずっと拒否してきた。その仕返しとして、睡眠をはく奪され、独房での監禁を強いられ、監視員(麻薬や売春、ギャンブル犯罪の受刑者)数人による監視を手配され、厳寒に曝されて風の強い廊下で立たされ、虐待を加えられた。
 
 2010年5、6月の間、李さんは廊下で「法輪大法は素晴らしい」と言っただけ、集訓隊に入れれた。
 
 李さんの労働教養の刑期は2010年12月24日までだが、李さんと一人残された8歳の子供の安否に関心を払うよう、国内外の善良な人々に応援の手を差し伸べるよう呼びかける。
 
2010年10月13日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/10/11/230825.html

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